今年の7月に、米国発バイクコンポネント大手SRAM(スラム)から、エアロブレーキ仕様の油圧式ディスクブレーキが発表された。今回のコナでも注目の商品として、正式に公開。Cannondaleの新しいSuper SliceとDiamondbackのAndeanに搭載されて展示されていた。


ブレーキレバーの見た目は、オイルリザーバーが上部に搭載されているため、かなりごついデザインだが、握った感触は悪くない。いままでのエアロブレーキレバーは、シンプルなデザインだったため、手に汗をかいている時に、段差などでブレーキレバーから、手を前へ滑らせてしまうということも、あり得るシナリオだった。この新しいブレーキレーバーは、ちょうど手を握るところで、ブレーキリザーバー部分の出っ張りがストッパーとなってくれる利点もある。
レバーの中央には、ボルトがあり、レバー 間隔の調整が可能。
レバー下には、滑りグリップもついている。
現在多くのブランドに多様されているTRPの油圧コンバーターブレーキHYRDに比べて、かなり小さくエアロなデザインとなっている。
前輪は、ブレーキをかけた時のローターへの逃熱効果がある160mmが推奨されてきたが、小さめの140mmでも問題ないそうだ。ローター自体も、スラム特有で、かなり軽量なデザインとなっている。
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