2013 Abu Dhabi Triathlon プレビュー

abu dhabi international triathlon logo

今回で4回目を迎える、中東のアラブ地区のアブダビで開催される、国際トライアスロンレースAbu Dhabi Triathlonが今週末行われる。独自の距離設定である、スイム3K、バイク200K、ラン20Kのハーフディスタンス、そしてオリンピックディスタンスを加えたレース内容になっている。一番ユニークなのがコース展開であり、F1などで使用されるYas Marinaサーキットを解放してバイクコースに入れることで、過去に例のないイベント作りに専念している。

毎年注目視されているのが、世界中のトップアスリートを招待して、呼び寄せることだろう。これまでにIM世界王者のCraig AlexanderChris McCormackを含めた、多くのIMタイトル保持者達が続々と出没する大会だ。今年のプロフィールドも豪華なラインナップになり、高額賞金合計230、000ドルを獲得目指して、このアブダビで、シーズンキックオフをするプロアスリート集まった。

2012年の特集記事はこちら

プロ男子

Eneko-Llanos

最も注目される優勝候補は、2012年IM世界選手権3位に入賞した、ベルギー代表Fredrik Van Lierdeが、2011年Abu Dhabi優勝者として、このフィールドの勝利方を知っている。そして、もう一人は、初代Abu Dhabi王者スペイン代表Eneko Llanosが、毎年欠かさず出場するこのレースをコントロールできるパワーを持っている。2012年IMメルボルンでは、この2人を含む5人のパックで集団争いがランで繰り広げられ、Llanosが3位に入賞し、ランゲームでは、Van Lierdeに優っていたが、今回のAbu Dhabiでもこのラン勝負に注目だ。

そして、2xIM世界王者としてオーストラリア代表Chris McCormackもスタートラインに立つ。この大会ではあまり良いパフォーマンスを見せずにおり、スロースタートを好む彼だが、暑さに弱い面がパフォーマンスに反映されてしまう所を、うまくコントロールして得意のバイクを200Kと言う距離を活かして、ITUロングディスタンス世界選手権で見せたキロ3:30のランが可能なら優勝圏内に入るだろう。

バイクで強さと先頭争いを見せるのが、ドイツ代表Andi Bochererとオーストラリア代表Paul Ambroseが、レースに刺激をかなり入れてくれるだろう。両選手共に、去年はハワイ出場を見送ってしまったが、どのレースでも高速バイクラップで逃げ切るレース展開をしていたが、優勝の分かれ目は、ランでどれだけエネルギータンクに終盤に残っているかだろう。

このAbu Dhabiのレースへ初出場を果たすオーストラリア代表David Dellowが、Team TBBのトップアスリートとして、2012年IM世界選手権9位の実力を試す。昨シーズンIM Cairns優勝後に着々とその存在感を現してき、シーズンオフ後に、今年どこまでレベルアップしているかが、このフィールドで試される部分で、ステディなペースでバランス良く3種目をこなせば、優勝も可能な能力がある。

ダークホースとして、今回ピックアップしたいのは、去年のロンドンオリンピックにも出場を果たした、昨年のプロ女子Abu Dhabi優勝者Nikki Butterfieldの夫である、バミューダ代表Tyler Butterfieldのパフォーマンスに多くの期待がかかる。プロサイクリスト上がりの凄まじいバイク力に加え、ランも得意とし、2009年のIM70.3 St.Croixでは、ランラップ1時間7分台を出す等、その強力さも証明しているので、レースの展開次第では優勝は不可能ではない。

プロ女子

43295-medium_Nikki_Butterfield_bikes

今回、注目を浴びるのは、初出場を果たす2011年IM70.3世界王者のオーストラリア代表Melissa Hauschildt(メリッサ・ハウチルド)だ。2年前にプロ転向後に、その素晴らしい実力を現してきた。2012年は怪我の影響で思ったレース展開ができずにいたが、ランナー上がりとしての実力は健在だ。特にバイクもめきめきと強さを見せ始めているので、ランスタートまでに先頭との差を射程圏内まで近づくことができれば優勝は確実だ。

昨年のディフェンディング王者のオーストラリア代表Nikki Butterfield(ニッキ・バターフィールド)も子供を授かった後も、引退と囁かれながらも、このAbu Dhabiにてタイトル防衛を目指す。夫のTyler同様に、プロサイクリスト上がりの実力で、バイクで仕掛けることは大だ。バイクだけではなく、オリンピックディスタンスで得たスイムとランの速さを兼ね備えているので、穴がない選手だろう。

2012年のIMメルボルンやフランクフルトにて、地区選手権タイトルを勝ち取り、ハワイの世界選手権では、2位に入賞する等、確立した頭角を出した、スイス代表Caroline Steffen(キャロライン・シュテファン)が特によう注意選手になる。1ヶ月前に開催されたIronman 70.3 Aucklandでは、3位に入賞したものの、本調子を出せずにいた。だが、ロングディスタンスでは、著しい成長をとげ、バイクパートでは、常に最速バイクラップで、その力強いペダリングで、ランで逃げ切り、ステディないい走りに期待したい。

カナダ代表のHeather Wurtele(ヘザー・ワーテリ)も今年からCerveloをスポンサーに迎え、得意のバイクで突き進むだろう。弱点であるスイムをどれだけ克服し、長身ながらも最後のランをうまくコントロールして走れるかで優勝争いにのめり込むことができる。デンマーク出身の成長段階にいあるニューカマーのMichelle Vesterby(ミシェル・ベステルビー)も2012年ハワイ出場を果たす程、その強さの潜在能力が今年のシーズンどれだけ出せるかがこの大会で自信の動向を探る。そして、これからの要注意選手達として、ロックアーティストからプロトライアスリートへ転向したカナダ代表Rachel McBride(レイチェル・マックブライド)や70.3世界選手権にて出場を重ねるTenille Hoogland(ティニール・フーグランド)達も、このフィールドに更なる刺激をいれてくれる選手だ。

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