サイクリングマーケット問わず、トライアスロンマーケットでも、アメリカ発の歴史のあるホイールメーカーZipp(ジップ)は、多くのアスリートに長年愛され続けてきた。2007年11月には、同郷アメリカ発サイクルコンポネント会社Sram(スラム)に買収され、Sramのブランド下となり、製品の幅を広げ、新商品への開発に力を注いできた。
競争が激しいとされる、サイクルコンポネントマーケットに位置づいているSramだが、自国アメリカのバイクショップ取り扱い数やMTBバイクでの使用率は高いものの、サイクルコンポネントでナンバーワンのShimanoに比べれば、トライアスロンマーケットでの総合的な使用率の低さは、アイアンマンハワイ使用率から見ても、Shimano使用数の1/3にしかならない。
しかし、そのデザイン性や軽量さの面では、他のブランドに負けないくらいの商品ラインナップを持っている。例えば、シフトレバーが、常に定位置に戻る設計をしているSramのR2C (Return to Center)エアロデザイン・バーエンドコントロールや、最軽量にこだわった11速Sram Red 22シリーズ等、他のブランドに出遅れない様なマーケット展開を繰り広げてきた。
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