New Scott Plasma 5 and 4

2014SebastianKienleandScottPlasma5

去年のIM70.3世界王者であるドイツ代表Sebastian Kienleが、6月のドイツ国内レースであるChallenge Kraichgauに参戦した際に、プロトタイプとしてカスタムカラーで登場し、進化したScott Plasmaで大きな注目を浴びた。その後も、同じバイクで、Kienleが、2014IMフランクフルトにて、バイクタイムの4時間12分を出し、優勝をして、その注目度を一気に上げてきた。

当初は、ブレーキ部分やヘッドチューブにカバーが付いているだけのプロトタイプだと思われており、公式発表に向けて、時間をかけ、更なる改良をするだろうと過信していた。だが、昨日Scott Bikeが、公式にScott Plasma 5Scott Plasma 4を発表をした。どちらのモデルもUCI規定のフレームデザインがされており、トライアスリートだけではなく、タイムトライアルバイクとしてもプロサイクリスト等が使用できる様に配慮している。

発表記者会見には、Scottスポンサーライダーであるドイツ代表Sebastian Kienle、オーストラリア代表Luke McKenzie、イギリス代表Jodie Swallow、スイス代表Jan Van Berkel等引き連れ、スイスのUCIの本社で発表会見され、それと共にスポンサーライダー達が、室内トラックでのテストライドを行った。

Scott Plasma 5

2014NewScottPlasma5

Scott Plasma 5は、実際KienleChallenge Kraichgauにて乗っていたバイクそのものであり、トライアスロンバイクとしても、思った以上の進化をもたらしている。近年、ハイドレーションボックスやドリンクシステム等を、フレームに装着できるトライアスロンバイクであるSpecialized ShivFelt IA等、トライアスロンレースに特化し、フレームと同化したバイクは続々と発表されてきた。

2014ScottPlasma5FrontEnd

当初は、ブレーキ部分にカバーを取り付けているだけだと思われていたが、実はこれはProfile Designと共同開発した、専用ハイドレーションドリンクシステムが搭載されていることがわかった。ハイドレーションシステムであるProfile DesignAero Drinkシリーズを、さらにエアロ効果を意識した、このフレームへ特化したデザインで作成することで、すべてが奇麗に収まるフロントエンドが完成した。この専用ハイドレーションシステムには、上からストローが出ており、ドリンクを補充するための、弁つき補充口も付いており、Aero Drinkシステムと同様のデザインで妥協なく作成されている。これを使用することで、Plasma 3よりも7%も速くなることが、空力テストで実証されている。

もう一つProfile Designと共同開発したのが、Scott Plasma 5のために製作された一体型のハンドルバーとエアロバーである。ケーブルからステム周りまで奇麗に、すべてが収まるように、ケーブル等はすべて、ハンドルとエアロバー内部を通り、そこからフレームへ内装されている。Plasma 3までは、ハンドル周りのブレーキケーブルが外装されていたが、他社のCervelo P53Tとハンドルやエアロバーを共同開発した様に、ScottProfile Designとタッグを組、最大限エアロ効果を発揮できるフロントエンド作りをし、ハンドル周りをすっきりした内装構造を作りだした。調整幅も、ハンドルバー先をマイナス15mmまでカットでき、パッド高さもプラス75mmまで、付属してくる台座を付ければ調整できる様になっている。

2014ScottPlasma5StorageBox

今回ハイドレーションドリンクシステムだけではなく、トップチューブ上にも、長いストレージボックスを取り付けられる様になっている。実際トップチューブ上には、ボルトが2点止めできる様になっており、このPlasma 5専用ストレージボックスを使用だけではなく、X-LabStealthシリーズやTorhansAero Bentoから出ているボトル止めするストレージボックスを使用することも可能だ。

前ブレーキには、こちらもTRPと共同開発したフォーク一体型のブレーキが付いており、ハイドレーションシステムを装着しなくても、フォーク内に収まるスリムな構造とデザインがされている。後ろブレーキは、シマノのダイレクトマウントブレーキを装着可能で、その上にブレーキカバーを被せる構造となっていて、とにかく細部までエアロ効果のあるフレームを作りだしている。

シートポストには、現在多くのバイクブランドが、トライアスロンバイクに使用している、Ritchyのシートクランプポストが採用され、シート角度を自由自在に調整できる様になったことで、UCI規定角度に従わなければならない場合でも簡単に角度を合わせることが可能だ。

サイズやジオメトリーは、前のPlasma 3と同様であり、S (51cm), M (54cm), L (57cm) and XL (60cm)の4サイズで展開される。更なる詳細な写真は、こちらへーSlowtwitch.com Tri-mag.de FirstOffTheBike.com

Scott Plasma 4

2014ScottPlasma4Frameset

Plasma5と一緒に発表されたのが、ダウングレードモデルのPlasma 4である。サイズやジオメトリーは、まったく同じだが、多少のデザインの違いや使用してるカーボンの種類やコンポネントの使用が変わっている。大きな違いは、Plasma 3と同じ様に、スタンダードなキャリパーブレーキを使用でき、ステムも一体型ではないので、ユーザーに取っては、使いやすい今まで通りの簡易モデルになっている。Plasma 3と似たフレームデザインだが、ワイヤーの取り回し等、新しくなり、メカニックにとっても使いやすいモデルとなっているだろう。

Scott Plasma 45共に、今年のIronman Hawaiiでの大々的な展示発表をするとともに、その後11月か12月頃からのフレームセットでの店頭販売を予定しており、ヨーロッパ地区の価格帯で、2799から9999ユーロでの販売になるだろう。

 

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