2012 Ironman 70.3 Singaporeが、3月17日に開催され、プロ男子、オーストラリア代表Josh Ambergerとプロ女子、アメリカ代表Mary Beth Ellisが優勝を果たした。
プロ男子
ITU出身選手達であるニュージーランド代表Dylan McNeiceが、スイムパートにてレースベストの24:02というタイムでフィニッシュし、その数秒背後から、オーストラリア代表Josh Amberger、ロシア代表Denis Vasilievがトップ集団で、トランジションへ。
バイクパートでは、フラットコースを活かした高速ペースで、トップの3人がうまく集団で回し続け、最初にバイクフィニッシュに向かったのは、Josh Ambergerがバイクベストタイムの2:06:28で終え、ここでも数秒の差で後ろから、Denis VasilievとDylan McNeiceが接戦のままで、ITU選手3人のレースが、ランパートでの駆け引きが始まった。その4分後に、優勝候補に上げられていた、イタリア代表のAlessandro Degasperiがバイクフィニッシュしたが、スイムでの遅れとバイクで差を詰められずに、大幅にトップと離される展開が始まった。
ランでは、熱さとの高いの中、Josh Ambergerがステディーなペースをキープし、1:22:01というタイムでトップを駆け走り逃げ切りで、初優勝を果たした。その後に、熱さが敵に回っていたため、ランでペースを落としてしまい、5分の差を離され、2位でDenis Vasilievと3位でDylan McNeice入賞をした。比較的に、スローペースなランタイムだったことから、このレースがどれだけ熱さが選手達に影響したかがわかる大会になっただろう。
1.Josh Amberger
00:24:03 | 02:06:28 | 01:22:01 | 03:54:49 |
2.Denis Vasiliev
00:24:04 | 02:06:43 | 01:26:25 | 03:59:25 |
3.Dylan McNeice
00:24:02 | 02:06:35 | 01:27:47 | 04:00:51 |
4.Alessandro Degasperi
00:26:46 | 02:10:36 | 01:21:04 | 04:01:15 |
5.Nick Waninger
00:27:31 | 02:16:11 | 01:18:59 | 04:05:12 |
プロ女子
スイムベストで、最初に上がってきたのが、最優勝候補であるアメリカ代表Mary Beth Ellisが、26:42でトランジションへ向かい、その後2分以上の差をつけ、オーストラリア代表Kate Bevilaque、アメリカ代表Ali Fitch、オーストラリア代表Michelle Wuの順でスイムを終えていった。
トップで駆け出したMary Beth Ellisは、そのままバイクでも強さを見せ、さらに後方との差を開き始め、この日のレースベストである2:17:45でバイクを終え、さらに後方の2位と4分もの差をMichelle WuとKate Bevilaquaにつけた。
ランでもこの差を有利に持って行き、自分のペースをキープしつつ、1:32:07というランタイムで、後方と6分もの差をさらに広げ独走状態で、去年に続きこのIronman 70.3 Singaporeにて2連覇を果たした。2位には、1:30:17のランベストタイムで、粘りは知ったMichelle Wuが入賞を果たし、3位にKate Bevilaquaが大幅に遅れてフィニッシュすることができた。
3種目ともバランスの取れた速さとペースをキープすることができた、Mary Beth Ellisが、アイアンマンディスタンスだけではなく、この70.3のフィールドでも調子の良さを証明することができ、今年のパフォーマンスにとても期待がかかる選手に上がっただろう。
1.Mary Beth Ellis
00:26:42 | 02:17:45 | 01:32:07 | 04:19:35 |
2.Michelle Wu
00:30:07 | 02:21:54 | 01:30:17 | 04:25:31 |
3.Kate Bevilaqua
00:28:43 | 02:22:44 | 01:37:30 | 04:32:19 |
4.Ali Fitch
00:29:11 | 02:22:50 | 01:38:41 | 04:34:22 |
5.Irina Kirchler
00:30:08 | 02:24:56 | 01:42:09 | 04:40:18 |
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