2016 Ironman Hawaii プロ女子プレビュー

プロ女子スイム写真3

Daniela Ryf(ダニエラ・リフ)スイス

プロ女子スイム写真1

現世界王者であるリフが、男子のフロデノ同様な位置でタイトル防衛を狙う。2014年にハワイデビューを果たし2位入賞で、去年は凄まじいバイクでの力を見せ、余裕のランで優勝した。今シーズンは、ハワイ権利を得るチャンスとしてフランクフルトに出場したが、低体温症でリタイヤしてしまった。その結果レーススケジュールもキツくなり、チャレンジロートで優勝した翌週にアイアンマンスイスに出場し優勝を2周に渡り重ねてきた。だが、この疲れが出たのか、70.3世界選では、タイトルを防衛できずにーー位に終わった。本命となるハワイでは、ベテランの名コーチであるブレット・サットンの指導で、この1ヶ月は、韓国のチェジュ島で、調整がうまくいっているのなら、世界王者へと再度かがやくだろう。

Miranda Carfrae(ミリンダ・カーフレイ)オーストラリア

2015PCMirindaCarfrae

3度世界王者のカーフレーが、去年のレース前の事故の影響で、リタイヤしてしまったことをモチベーションにして、今年こそはタイトル奪還を狙う。これまで誰にも敵わないランスピードで、ごぼう抜きのレーススタイルで常に優勝を重ねてきた。コーチを過去に世界王者に導いたシリ・リンジーにしてから、確実に毎年成長を重ねてきた。弱点となっているバイクでも、少しながらステップアップさせ、去年はそのパフォーマンスを見れずにリタイヤという結果になってしまった。今年こそは、ハワイに向けて最高のコンディションで夫であるオドネルと練習を重ね、2人共に優勝へと一番近い選手だ。

Mel Hasuchildt(メル・ホーシルド)オーストラリア

今年ハワイ初挑戦となるホーシルドが、アイアンマンタイトルを狙う。強みであるバイクとランを活かして、2011年と2013年の70.3世界王者となった。そこから、アイアンマンディスタンスへと転向するが、怪我の繰り返しで、うまくハワイへ届くことができなかった。去年は、出場権利を得たものの、やはり怪我でリタイヤ。しかし、今年のホーシルドは、これまで以上にレベルアップしている。今年のアイアンマン・フランクフルト欧州地区選手権では、いつもの高速ランを見せ、余裕の優勝。そして、70.3世界選手権は、バイクで出遅れたものの、ランでごぼう抜きし、6位から2位まで順位を上げた。その時ランコースレコードの1時間18分で走りきった。今年のハワイでも、この勢いを見せてくれるなら、高速ランナーのカーフレイと並ぶ脚を持っているので、必ず優勝争いに絡んでくるだろう。

Heather Jackson(ヘザー・ジャクソン)アメリカ

去年の初挑戦となったハワイでは、粘り強いランを見せ、5位に入賞した。70.3レースでは、常にその強いバイクとランを見せ、優勝を重ねてきた。今年のアイアンマン・レイクプラシドでも、得意のバイクとランで、差をつけて優勝。そして、70.3レースでは、チャタヌーガとコーデアリーンでも優勝し、順調なシーズンを送っていた。今年の70.3世界選手権へ出場するかと思われたが、今年の目標を完全にハワイへと変え、70.3世界への出場はやめた。ハワイでは、一番の弱点であるスイムが、どこまで速くなっているのかで、後半のトップ争いに関わってくるだろう。去年の初挑戦で学んだことを生かし、今年は優勝へとステップアップできるのかが注目だ。

Liz Lyles(リズ・ライルズ)アメリカ

2児の母親でありながら、いまも成長を続けるライルズが、今年もどこまで順位を上げらるかが注目だ。今年のアイアンマン・ウィスコンシンで優勝、そして、南アメリカ地区選手権となったブラジルでも、コースレコードを更新し、余裕のタイトル獲得。スイムが弱点で、バイクとランでうまく順位を上げることができずに、去年のハワイでは14位に終わった。だが、今年のアイアンマン2勝で、さらなるモチベーションを上げ、今年は、トップ10入りを目指す。

Lucy Gossage(ルーシー・ゴセージ)イギリス

エイジグルーパーから、徐々に頭角を見せ、最終的にトップ10入りを果たすトッププロへと成長したイギリス代表のゴセージも危ない存在だ。やはり、この選手もスイムを弱点としているが、バイクの力は、前世界王者のクリッシー・ウェリングトンと同様脚を持っている。去年は、得意としているランでも、徐々に順位を上げ、10位に入った。今年のアイアンマンレースでは、ニュージーランドで2位、南アフリカで3位に入り、順調なシーズンを過ごしきたように見えた。1ヶ月前に、落車で肋骨を折り、プレートを入れる手術をすることになった。だが、怪我をしながらも、自宅でインドアトレーナーで練習は続け、できるだけの努力をしてきた。努力家であり、誰よりもメンタルの強いことが、今年のハワイでのモチベーションとなり、ファンを満足させるレースを見せてくれる。

Julia Gajer(ジュリア・ゲイハー)ドイツ

今年は、ゲイハーにとって成功の年となってきた。アイアンマン・テキサス北アメリカ地区選手権では、初のアイアンマンタイトルで優勝した。プロ男子に比べ、強いドイツ出身プロ女子選手として、今年から大きな注目を浴びている。去年は、世界選手権に出場することができなかったが、2014年では、世界6位になっている。常にアップダウンの激しいシーズンを送っているが、今年は、テキサスのリザルトを見た通り、かなり順調に仕上げてきている。一番得意なバイクでどこまで順位を上げ、ランでも強さが見せられるかが、トップ3への鍵となるだろう。

Sarah Piampiano(サラ・ピアンピアーノ)アメリカ

金融業界から抜け出し、プロ選手へと転向したピアンピアーノが、去年のハワイ総合7位から、今年どれだけ順位を上げてくるかが注目だ。今シーズンは、70.3ニューオーリンズ優勝の後、アイアンマン・バインマンでも優勝を果たし、その順調なシーズンを見せた。今年は、スポンサーバイクのCerveloから発表されたP5Xに乗り、バイクでスピードに乗り、一番得意であるランで、トップ5入りすることが目標だ。

Natasha Badmann(ナターシャ・バドマン)スイス

Natascha Badmann on the Bike

アイアンマンの伝説となっているバドマンは、過去に6度の世界王者になっている。いまもプロとしてレースへ出場し続けているが、今年のランキングでは、ハワイへの出場権を得ることができなかった。しかし、今年で引退を決めたことがきっかけで、WTCからラストレースとして、アイアンマン・ハワイの出場枠をもらった。現在49歳という年ながらも、いままで30年間以上アイアンマンレースなどで活躍してきた。優勝候補というわけではないが、彼女のラストレースを暖かく見守り最後フニッシュするまで応援してほしい。

 

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