2016 Ironman 70.3世界選手権プレビュー

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今年は、オーストラリアのサンシャイン コーストにて開催される。過去2年の世界選手権では、オーストリアやカナダで開催され、アップダウンの激しい山岳バイクコースやランコースだった。しかし、今年のコースは、初期のフロリダで開催されていたクリアウォーターの様な高速フラットコースとなっている。

プロ男子

プロ男子ラン写真1

去年のディフェンディング世界王者ヤン・フロデノは、今年欠場。その理由として、シーズン初めの怪我やアイアンマンとチャレンジの2連戦のあとで、ハワイ連覇に向けてじっくり準備していきたいということだろう。

世界王者であるドイツ代表セバスチャン・キーンリが、王者奪還に向けて戻ってくる。今年は、静かなシーズンを送ってきていたが、確実にパフォーマンスは衰えることなく、苦手のスイムを強化し、得意のバイクを活かし、優勝を狙う準備ができている。ドイツ代表といえば、今月70.3欧州地区王者になったアンドレアズ・ドレイズも優勝候補から外せない。

そして、唯一の40代でトッププロとして活躍している3度アイアンマン世界王者のオーストラリア代表クレッグ・アレキサンダーが、70.3世界選手権の舞台へ戻ってくる。現在は、ロングでの舞台から遠ざかったが、70.3レースに出場し、今年は3勝を重ねている。

最も注目され要注意とされている選手は、カナダ代表ライオネル・サンダースだ。エイジ上がりで、ここ2年間で凄まじいい成績を残してきている。今年も、ストイックなレーススタイルで、数々の70.3レース優勝やバイクコースレコードなど更新してきた。今月開催された70.3ヨーロッパ地区選手権では、2位だったものの、あの山岳バイクコースで350ワット維持し飛ばしたあと、ランラップ1時間9分で走りきった。得意のバイクとランで、必ず優勝を狙ってくる存在となるだろう。

今年は、70.3テキサスでDNFで終わったものの、アイアンマン・ブラジルで優勝し、世界記録2位のタイムを見せたカナダ代表ブレント・マクマホンが、70.3で本格的に準備を進めている。カナダ代表オリンピアンとしてサイモン・ウィットフィールドと戦いを共にし、そこで得たスピードはいまも健在だ。スイムから先頭争いに絡み、ランもキロ3分切りで走れる脚を持っているので、優勝の可能性を秘めている注目選手だ。

地元オーストラリア勢にも注目だ。70.3レースで多くの優勝を重ねているティム・リードや70.3ジャパンで優勝した注目のミッチ・ロビンズも先頭争いに絡む選手たちだ。そして、ショートからステップアップした多数の地元若手選手も出場する。スプリント世界王者のピーター・カー、地元のノンドラで活躍するサム・アップルトン、過去の世界選手権でスイムとバイクで強さを証明したジョシュ・アンバーガーなどには要注意だ。

ベテラン勢は、元ITU世界王者のイギリス代表ティム・ドンや2008年70.3世界王者のニュージーランド代表テレンゾ・ボゾーニが出場。その他にも、元オリンピアンのスイス代表ルイージ・ワイルドやオーストラリア代表ブラッド・カーフェルド、新人の地元代表ジェイク・モンゴメリーにも注目だ。

プロ女子

プロ女子スイム写真1

プロ女子の最有力優勝候補は、やはり2連覇中のスイス代表ダニエラ・リフだろう。今年は、アイアンマン・フランクフルトで低体温症のリタイヤに終わり、シーズンスケジュールにずれが応じ、アイアンマンズーリッチとチャレンジロート2週連戦で優勝した。70.3レースでもシーズン初めのデュバイやラッパーズウィルで優勝し、バイクで確実な強さを見せた。ITU出身選手なので、スイムから先頭で上がり、強みのバイクで、どれだけ差を広げられるかが、今年も3連覇への鍵となるだろう。

ここ2年間、怪我なのでレースから遠ざかっていた元70.3世界王者のオーストラリア代表メリッサ・ハウスチルドが世界選手権へと帰ってくる。長いリカバリーを過ごしたあと、今月のヨーロッパ地区選手権では、見事バイクとランで強さを見せ、余裕の優勝を見せた。スイムが苦手な分、バイクとランでどれだけ先頭へと近づけるかが見所だ。

2012年のアイアンマンと70.3ダブル世界王者のイギリス代表リアンダ・ケーブも出場する。ここ数年間イマイチなパフォーマンスを送ってきたが、今回ハワイへ向けてどれだけパワーアップさせてきてるかに注目したい。同じく、そして、アイアンマンで活躍してきているスイス代表キャロライン・シュテフェンも外せない選手だ。現在アジア圏の70.3レースに出場し、着実に力をつけてきた。今年はアイアンマンハワイへ出場せずに、70.3世界選手権に標準を絞っているので、優勝を確実に狙ってくる選手になるだろう。

去年の世界選手権2位入賞し、脱水症状になりながらも、ランの追い上げで素晴らしいパフィーマンスを見せたカナダ代表ヘザー・ワーテルも出場。今年こそは、優勝を狙いたいが、苦手としているスイムでどれだけタイムロスを防げるかが、のちの優勝争いに影響してくるだろう。そして、カナダ勢からは、マゲーリ・ティセーリも70.3レースで活躍する選手として要注意だ。

去年素晴らしい男子と変わらないスイムスピードを見せたアメリカ代表ローレン・バーネットにも注目だ。得意のスイムで差を広げ、バイクとランでうまく波にのることができれば、表彰台を狙える選手だろう。そして、地元オーストラリアからは、ITUで活躍し今年の70.3ジャパンで優勝したアナベル・ラクスフォードや現在急成長しているエリー・ソルトハウスも外せない選手だ。

 

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