2014 Ironman世界選手権ハイライト:バイク

プロ男子 バイク プロ男子バイク写真1

トランジション直後、ポッツとフロデノがリードを取り始める。バイクコースレコード更新を狙うスターコヴィッツは、怒濤の勢いで、最初5キロの上りで、先頭へ飛び出した。 スターコヴィッツはバイク前半で逃げたいところだったが、強風のコナウィンドに阻まれ、後方27人の選手達を離すことができずにいた。15キロ地点を超え、前回世界王者ファンリエデ、アモレリ、フロデノは先頭に近い位置に。 プロ男子バイク写真2 30キロ地点で、フロデノが先頭に出てバイクの強さを見せるも、アイアンマンフランクフルトでの3度のパンク同様に、このハワイでも運悪く同じハプニングに悩まされてしまう。フロデノをスポンサーしているSRAM/ZIPPオフィシャルサポートカーがそばにいたため、1分もかからずにホイールを交換しスタートすることができた。だが、パック後方から、ごぼう抜きを図った結果、ドラフティングのペナルティーを受けて4分が加算された。 強風が大きく影響する中、65キロ地点から、スターコヴィッツが60秒リードで独走。後方パックのメンバーも変わり、オーストラリア代表ジョー・ギャンブルス(Joe Gambles)、ファンリエデ、アモレリ、フロムフォールド、そして、北京五輪銅メダリストのニュージーランド代表ビバン・ドカティー(Bevan Docherty)、フロデノと続く。スイムの遅れを取り戻したキーンリーやトゥウェルシックの高速バイカー達は、一気にそのパックを抜き先頭に出た。 プロ男子バイク写真3 後半の勝負所、カワイハイから折り返しハビィまでの上り坂で、大きく展開が変わる。最初にアタックをかけていたスタリコウィッツは、ペースを大幅に落とす。そのタイミングで、トゥウェルセックが抜いてリード、キーンリーも続いて追走する。この間に、3度世界王者のクレッグ・アレキサンダー(Craig Alexander)、ジェイコブス、ドカティー、マッケンジーは遅れ、他の選手も上り坂で強い横風に耐える戦いとなった。 ハビィの折り返し95キロ地点は、キーンリーを先頭に、次にトゥウェルセックが通過。後半は、追い風と下り坂。キーンリーは、ギア比55-11で回転数120RPMのペダリングで、時速60キロ以上超えるスピードを出してトゥウェルシックと下っていった。 プロ男子バイク写真4 折り返し後、バンホナッカー、ホフマン、フロムフォールド、フランス代表ロメーン・ギローム(Romain Guillaume)が、集団から抜け出し、先頭の2人を追う。160キロ地点で、キーンリーがトゥウェルセックから引き離し始めた。その差は、すぐに1分以上なり、バンホナッカーに3分20秒差、ファンリエデとホフマンに5分30秒差をつけた。 キーンリーが独走し、バイクラップ4時間20分46秒でフィニッシュ。3分15秒遅れて、2位トゥウェルシック、5分差で3位バンホナッカー、8分差で4位ファンリエデと5位ホフマンの順でランスタート。その後、10分以上遅れて、6位フロムフォールド、7位ギローム、8位フランス代表シリル・ビノット(Cyril Viennot)がランで追う。パンクとペナルティーで遅れた注目のフロデノは、ラエラート、ポッツ、オドネル、バーケルと同じパックで、先頭から12分差でトランジションへ。 強風と熱さの影響で、2008年アイアンマン70.3世界王者テレンゾ・ボッゾーニ(Terenzo Bozzone)、2005年アイアンマン世界王者ファリス・アルサルタン(Faris Al-Sultan)、ドカティー、ジェイコブス、昨年世界5位バミューダ代表タイラー・バターフィールド(Tyler Butterfield)、昨年世界4位南アフリカ代表ジェイムス・カナマ(James Cunnama)、スターコヴィッツ等含むトップ選手18人がバイクで苦しみリタイヤした。

プロ女子

バイク プロ女子バイク写真1 トランジションを後にしたスワローが、新しいScott Plasma 5の威力を見せるかのようにリードし始めた。 その後、スワローの勢いに負けず、一緒にスイムフィニッシュしたベスエリスとケスラーの3人で先頭集団になる。後方から、バイクを得意としているリフをペースメーカーにしながら、ジョイス、シュテフェン、ケーブ、ベステルビーの5人がパックで、3分以上開いてしまった差を詰め始める。 プロ女子バイク写真2 30キロを越え、ケスラーが、ベスエリスとスワローを一気に抜かしリードする。遅れたリフやケーブ等の世界王者を含むパックは、2分差まで縮め、先頭パックへせまる。その頃、単独で追うカーフレイは、強風で難しい状況下の中、差を広げられない様にペースを維持していた。 プロ女子バイク写真3 スワローが、先頭を走る ケスラーを抜く際、追い越しに15秒以上かかってしまったため、4分のペナルティーを取られ大きなタイムロスをしてしまう。そこから、ベスエリスとケス ラーの2人がリードしたが、後方から追うリフ、ジョイス、シュテフェンを含むパックが、すでに45秒差まで縮めた。 スイムの遅れを取り戻すために、カナダ代表ヘザー・ワーテリ(Heather Wurtele)、ドイツ代表ジュリア・ゲイハー(Julia Gajer)、アメリカ代表エリザベス・ライルズ(Elizabeth Lyles)が、得意のバイクで追う。さらに、今年注目のアメリカ代表リンジー・コービン(Linsey Corbin)とヨーロッパ地区王者イギリス代表コリン・アブラハム(Corinne Abraham)は、10分以上の遅れで、強風に苦しめられていた。 65 キロ地点から、猛追するリフが、ベスエリスとケスラーの2人を抜きリードする。その後10キロの間に、リフの勢いは止まらず、向かい風の中でも差を広げ、 戦略的にレースを進めていた。強風の影響で、後方の順位も変わっていく。先頭から31秒遅れでジョイスとベスエリス、そして44秒遅れてケスラー、1分 25秒差でシュテフェンの順でレースが進んだ。その頃、スワローは4分のペナルティーで遅れてしまった。 プロ女子バイク写真4 ハビィの折り返し95キロ地点で、 リフが1分40秒差まで広げて通過。ジョイスとベスエリスとの差は変わらず。バイクを得意とするシュテフェンとケスラーだったが、2分55秒差まで遅れてしまう。そして、現世界王者のカーフレイはさらに遅れてリフと12分の差で通過した。 後半の下りと追い風で、リフがさ らにスピードを上げる。130キロ地点で、ジョイスとベスエリスは、2分35秒まで遅れ、シュテフェンが5分遅れで4位を維持し、ケスラーは6分差まで失速し始めた。その後、150キロを過ぎてリフは3分差までリードを広げて着々とランへ繋げる走りを展開。 プロ女子バイク写真5 こ のままリードは変わることなく、追い風の勢いで、リフがバイクラップ4時間54分33秒でバイクフィニッシュした。バイクの終盤にジョイスが猛追し、2分差までつめて2位でランスタートし、先頭から3分半遅れてベスエリスが3位通過した。 そして、ペナルティーで遅れを取ったスワローは、後半に挽回し、5分 48秒差でランスタート。得意のバイクで遅れたシュテフェンは、10分半遅れ、ケスラーやワーテリも、12分以上の遅れを取った。カーフレイは苦手のバイ クで苦しみられ、得意のランで14分差を縮められるか不安が残る絶望的な状況となった。

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