2014 Ironman Hawaii 世界選手権プレビュー

2013IronmanWCLogo

プロ男子

Fredrik Van Lierde(フレドリック・バンリエルデ)ベルギー

去年、Ironman世界王者に初めて輝き、ディフェンディング王者としてのプレシャーの中で、今年は2連覇を狙ってくる。毎年恒例としているシーズンスタートレースとして、Abu Dhabi Triathlon出場で4位という結果後は、7月に開催されたIM Frankfurtのヨーロッパ地区選手権にて、優勝に届かなかったものの、結果2位でフィニッシュし、今年のIM世界選手権への出場権を得ることはできた。それからビッグレース出場し優勝する姿を見せることはせず、ヨーロッパ地区内のローカルレースを重ね優勝し、静かに後半のシーズンを、世界選手権のトレーニングのために過ごしてきた。現在どこまでパフォーマンスをレベルアップさせているのか予測が困難だが、このハワイ出場フィールドの中で、最も3種目共に安定感のあるパフォーマンスと多数のアイアンマンレース出場で得た経験を元に、レースが行われている中で、上位の展開を予期しながら、その都度レースプランを変える計画性の素晴らしさが、去年の勝因となっただろう。今年は、ディフェンディング王者というプレッシャーをはねのける精神力で、去年と同様の戦略でレースを進めることができれば、2連覇も間違いないだろう。

Luke McKenzie(ルーク・マッケンジー)オーストラリア

去年から多くの世界王者を排出している有名コーチSiri Lindley(シリ・リンドリー)の元で、トレーニングを重ねていることが、上向きに傾向にうまく進み、IM Cairnsでの優勝とIM世界2位入賞と勢いを見せつけた。実際、去年の世界選手権では、得意のバイクパートで素晴らしいパフォーマンスを見せ、2位通過でランスタートし、今まで苦手とされていたランを克服した姿を見せ、初のトップ5入りで2位に入賞し、多くの観客を驚かせた。今シーズンは、第一子の誕生もあり、Ironman Melbourneでの13位という結果以降は、レースへ出場回数を減らし、Challenge Roth出場以外は、レースで表へ出る場面が少なかった。今年注目のニューバイクとして発表されたScott Plasma 5のスポンサーライダーなので、是非今年もバイクの脅威力を見せ、最後のランでも諦めずに優勝を狙ってほしい選手だ。

Sebastian Kienle(セバスチャン・キーンリ)ドイツ

IM70.3世界選手権で2連覇をする経歴があるものの、IM世界選手権で優勝への道のりは長く、2012年4位と2013年は3位止まりで、なかなか優勝をつかむチャンスを逃したパフォーマンスが多かった。去年は、自慢のバイクスピードで、スイムの遅れを取り戻し、大幅なリードを取りたかったものの、バイクを得意とする選手が多い環境下で、これまでのIM70.3レースで優勝した様な戦略では、なかなか優勝できないことを身に感じた結果となった。今シーズンは、IM Frankfurtヨーロッパ地区選手権にて、人生初のアイアンマンレース優勝を果たした。そのレースでは、今まで以上にバイクスピードへ磨きをかけて、バイクラップ4時間12分で大幅なリードを取り、強化したランを見せ、ランラップ2時間49分台で走りタイトルを獲得した。だが、ディフェンディング王者として参戦した今年のIM70.3世界選手権では、総合18位でレースを終えたことが、優勝候補に上げるにも、大きな不安要素となっている。天候に左右されるハワイの世界選手権では、これまでの積み上げてきた経験を元に、ヨーロッパ地区選手権と同様のパフォーマンスを見せることができれば、優勝は間違いないだろう。

Pete Jacobs(ピート・ジェイコブス)オーストラリア

2012年に世界王者に輝いた後、下降気味のパフォーマンスが目立ち、昨年のIM世界選手権32位という結果で、うまく波に乗れず、かなり苦しいシーズンを過ごしてきた。2012年以前の世界選手権では、トップ3に入賞し、先頭争いに絡むレース展開を見せていものの、近年高速バイカーが増える中で、それに対応できる能力が追いついていかない部分で、もう一つレベルアップすることが、再度優勝するためにの条件となっていった。今年のシーズン前半は、長期の疲労が抜けきれずに、5月のIronman Texas出場を見送った後、出場予定だったChallenge Rothで完走したすぐ1週間後に、世界選手権への権利を得るために、Ironman Zurichを11時間42分というスロータイムで死に物狂いで完走した。かなりタフなシーズンを送っており、優勝できるのか大きな不安が残るが、実際2012年世界王者としてそのパフォーマンスを証明されていることが、今回の一番大きなモチベーションとなり、これまでの悔しさを発散する勢いで、得意の高速スイムを使い、ハワイでの歴代ランラップ2時間41分台保持者として、必ず優勝を狙ってくるだろう。

Craig Alexander(クレッグ・アレキサンダー)オーストラリア

去年のIM世界選手権でアイアンマンディンスタンスから引退を表明したにも関わらず、過去2年間のハワイでのトップ10に入れずにいたことに満足できず、今年も出場を決めハワイの地へ戻ってくる。今年当初のプランでは、最後のアイアンマンレースとして3月に開催されたIM Melbourne出場で4位に終わった後、IM70.3レースを主に出場し、カナダのIM70.3世界選手権での優勝に焦点を置いてくると思われた。だが、IM70.3世界選手権のスタートリストに名前が乗ってるにも関わらず、DNSでレースをスタートすることなく、8月の時点でハワイのIM世界選手権に焦点を合わせ、2ヶ月間のトレーニングプランに変更してきた。年齢を重ねるごとに、スイムタイムが遅れぎみになっているのが、2011年で優勝した時の様な2時間20分台のバイクタイムを出し、2時間38分台で走れるスピードランを見せられれば、4度目の優勝も不可能ではない。

Jan Frodeno(ヤン・フロデノ)ドイツ

今年は、地元のIM Frankfurtでアイアンマンディスタンスデビューを飾り、多くの強豪が出場する中、疑問視されていたバイクパートでは、当初高速バイカーであるKienleに付いていくプランのはずだったが、途中3度のパンクで大幅に時間をロスしたことで、優勝を逃してしまった。だが、ランでは、素晴らしい高速ランラップ2時間42分台を出し、ランナーアップで2位まで上がりフィニッシュを果たし、その実力と存在感を十分に示すことができた。現在、IM70.3レースでは、負けなしのパフォーマンスを見せ、先月のIM70.3世界でも、ITU界でのライバルだったGomezに続き、2位に輝いたことで、北京五輪金メダリストとしての実力をさらに証明した。これまでハワイのレース歴史上では、Chris Lieto(クリス・リエト)やTorbjørn Sindballe(トルビヨーン・シンボーリ)等、身長190センチ以上の選手は、体面積が大きいために、ハワイの熱さに負けてランで減速してしまうというジンクスがあった。しかし、ヨーロッパ地区選手権で証明したパワーのあるパフォーマンスで、しっかりと課題の補給パートをパーフェクトに遂行できれば、初出場で初優勝もできるポテンシャルを持っている。

Ivan Rana(イバン・ラニャ)スペイン

去年は初出場のIM世界で6位に入賞し、最速ランラップ2時間42分台でトップ10まで上り詰めた。素晴らしい経歴を持ち、シドニー、アテネ、北京五輪3度出場で、現在GomezMola等勢いのあるスペイン代表勢を先頭で引っ張ってきたトップITU選手として、いままでのトライアスロン人生すべてをITUレースに捧げてきた。次世代のITU選手に継いだ後に、2012年には、アイアンマンディスタンスデビューを飾ったIM Cozmelに初出場し、初優勝を飾った後も、多くのレースで上位トップ3に入賞するパフォーマンスを見せ続けてきた。今年は、高速コースであるIM Austria出場し、苦手とされていたバイクを強化し、バイクラップ4時間15分のまま、ランでもスピードを落とすことなく、アイアンマンコース歴代2位の総合タイムをはじき出した。今年成長させたバイクを、うまくハワイのレースでも活かせることができれば、小柄な体系から繰り出すランスピードで、去年同様にランナーアップのごぼう抜きし、優勝まで近づくポテンシャルを持っている。

Terenzo Bozzone(テレンゾ・ボゾーニ)ニュージーランド

2008年にIM70.3世界王者に輝いて以降、IM70.3レースでは、多数の優勝を重ね、確実な強さを証明してきた。2010年アイアンマンレースデビュー以降は、IM世界選手権に初出場で20位の位置でフィニッシュし、これから大きく期待される選手として注目を浴びていた。しかし、2011年に、アキレス健の怪我で手術を余儀なくされたため、リハビリに励む日々が続いた。怪我からの復活後は、2013年のIM70.3世界2位まで実力を戻し、そのポテンシャルを再度磨き始めてきた。今年のIM New Zealandでは3位入賞し、IM70.3レースでも優勝を逃してしまうシーズンを送ってきたが、長年の最終目標であるハワイ世界選手権での出場を3年ぶりに果たすことで、今まで以上のモチベーションと共に、トップ争いに十分絡むレース展開を見せてくれるだろう。

Andy Potts(アンディー・ポッツ)アメリカ

競泳でのオリンピックを目指していたトップ大学スイマー出身で、トライアスロン界でのアテネ五輪出場を果たした経歴を持つ最速スイマーが、1年ぶりにIM世界選手権の場へ帰ってくる。去年は、どのレースでも弱点を見せることなく充実したシーズンを進め、IM世界選手権でのパフォーマンスに大きな期待がかかっていた。だが、レース1ヶ月前のIM70.3世界選手権のラン途中に、Uターンで滑ってしまい腰を打ってしまったことが怪我へとつながり、ハワイ世界選手権のスタート直前に欠場を決めた。今年は、ランキングポイントを獲得するために、1からのスタートとなったが、シーズン最初のEscape from Alkatrazでの6勝目を飾った勢いで、アメリカ国内のIM70.3 New OrleansCalgaryで優勝し、IM Coeur d’Aleneでも余裕の優勝を重ね、確実に実力を証明するパフォーマンスで、IM世界選手権への出場権利を得ることができた。毎年出場しているIM70.3世界選手権への出場は今年辞退し、最終目標レースとして、ハワイ世界選手権に標準を合わせていることから、必ずスイム先頭で上がった後、苦手のバイクでの展開とITU上がりの力強いランを見せてくれれば、アメリカ代表有力候補として、トップ5以上の結果をもたらしてくれるに違いない。

Timothy O’Donnell(ティモシー・オドネル)アメリカ

アメリカ代表の最有力優勝候補とされ、去年はアメリカ代表勢1位のトップタイムで、IM世界5位に入賞した。これまで国内ノンドラフティングレースやITUレースに出場し、スピードを養ってきたパフォーマンス力を、うまくIM70.3レースへ適応させ、2012年にはアメリカ地区王者に輝いた経験もある。今シーズン初めのIM70.3 St. Croixでも優勝を飾り、幸先の良いシーズンスタートとなったが、シーズン後半では、IM70.3レースやノンドラフティングレース出場を重ねるものの、優勝を逃す機会が多く、IM世界選手権に向けてどれだけパワーアップさせてきてるかが疑問な所だ。妻である現IM世界王者のMirinda Carfraeと共に、高いモチベーションでトレーニングを重ねていることから、米国海軍出身のエリート卒業生としても、得意のスイムから、バイクでも頭の良いレース展開でうまくランへつなげれれば、優勝争いに絡むパフォーマンスに大きな期待がかかる。

Marino Vanhoenacker(マリノ・バンホナッカー)ベルギー

2012年のIM世界選手権では、バイク終了時に10分以上のリードを取りランスタートしたが、熱さに負けてしまいリタイアという結果に終わってしまった。昨年も、IM世界選手権への出場ポイントを1から獲得し始めたが、シーズン中盤に怪我の影響で出場権利を満たすことができずに、不満な時期を過ごしていた。今シーズンへ入ってからは、怪我も完治したことで、7月に開催されたIronman Whistlerで完全優勝を見せ、8月のIronman 70.3 Austriaでは、タフなバイクコースを2時間11分のバイクラップで、2位以降に6分以上の差をつけランスタートし優勝を果たし、完全復活を示すパフォーマンスを見せている。今年こそは、得意の高速バイクでリードを取ったまま、灼熱の気候の中でランがしっかり走れることができれば、優勝への道は容易いものになるだろう。

Bart Aernouts(バート・アーナッツ)ベルギー

UPlace-BMCプロトライアスロンチーム所属の有力選手候補であり、2010年デュアスロン世界王者のタイトルを獲得した経歴のある要注意選手だ。2012年世界11位と2013年世界8位とハワイ世界選手権にて毎年順位を上げで、常にどのレースでもランナーアップでごぼう抜きを見せ、2年連続最速ランラップを保持している実力を持つ。今年は、IM70.3ヨーロッパ地区王者に輝き、かなりきついバイクコースで有名なIronman Franceにて優勝し、パーフェクトなシーズンを送っている。苦手とされていたバイクも大きな成長を見せているので、ハワイでもその力強いバイクで先頭争いに絡むことができれば、過去のハワイで確実な力を証明したランで、そのまま優勝する大きな可能性を秘めているだろう。

Tyler Butterfield(タイラー・バターフィールド)バミューダ

アテネとロンドン五輪出場や2007年にプロサイクリングチーム所属していた経験を持ち、現在もショートからロングディスタンスレースまでマルチな才能を見せ、去年のハワイ世界選手権にて7位入賞し、実力を証明してきた。2010年にハワイ世界選手権出場で28位入賞で苦い結果に終わってしまったが、去年IM世界再出場で7位入賞を果たすことができた。今シーズンは、毎年トップ選手が集る灼熱のAbu Dhabi Triathlonにて優勝した後、地元のローカルレースで優勝を重ねてきた。ハーフアイアンマンでのランラップ1時間7分台を記録したスピードランを活かして、バイク終了時の順位によっては、ランの実力を見せれば、去年よりも順位を上げるパフォーマンスを見せてくれるだろう。

Faris Al-Saltan(ファリス・アルサルタン)ドイツ

2005年のIM世界王者であり、毎年必ず世界選手権へ出場をし続け、常にトップ10入りへ入るベテランアスリートとして、今年も必ず上位を狙ってくる。2005年の世界タイトル獲得レースの際に見せた、バイクで逃げ切るパフォーマンスを再現することは、近年のバイク高速化で付いていくことは難しく、優勝を逃してしまう結果が多かった。今年のIM South Africaでは、うまくランでは走れたものの、バイクでの遅れが大きく響き3位入賞でシーズンを迎え、2週間前のIM70.3 Rügenでもスイムとランではラップ上位だったが、やはりバイクの遅れで10位という結果に終わっていた。今年は、いつも通りのレースプランで、得意のスイムで良い位置に上がり、一番の問題のバイクでどれだけ先頭集団から離れずに、ランに繋げるかが、トップ争いに絡むチャンスとなるだろう。

TJ Tollakson(ティージェイ・トラクソン)アメリカ

これまで何度かハワイ世界選手権に挑戦するものの、良い結果を出せずにいたが、今年のIM北アメリカ地区選手権を優勝し、成長したパフォーマンスを見せ才能を開花させた。バイクブランドDimondのオーナーであり、独特のデザインであるスーパーバイク共に、IM北アメリカ地区選手権のタフなバイクコースで、最速バイクラップを取り、苦手であったランも克服するランタイムを見せて北アメリカ地区タイトルを初獲得した。これまでのIM世界選手権では、スイムからバイクまでトップ集団に絡む姿を見せるものの、常に熱さとの勝負に負けてしまうことが多く、ランに入ってもうまく走りきることが難しかった。今年の世界選手権では、実力のあるバイクパワーで、うまく高速バイカーのパックに絡むことが可能ならば、ランで粘り、初のトップ10入賞もできる実力を持っている。

Andrew Starykowicz(アンドリュー・スタリコウィッツ)アメリカ

この強豪フィールドの中で、最速バイクスピードを持ち、現在アイアンマンバイクコース世界レコード4時間2分17秒保持している注目選手だ。去年のIM世界選手権では、レース前の定評通りのバイクスピードでリードを前半から取り、大きな差をつけていたが、バイク後半に、途中のエイドで取った補給での問題を抱えたため、ランスタートした後にかなり潰れてしまい、総合21位という結果に終わった。今年のシーズンは、IM70.3 Puerto Ricoでの優勝に続き、主にIM70.3レース出場を重ね、トップ3入りを果たすパフォーマンスを見せ、順調に調整をしてきている。昨年の世界選手権の初戦では、その存在感を大きく示したことで、バイクでの動きが大きな起点となり注目を浴びるだろう。今年は去年の問題点をクリアにし、うまく得意のバイクでリードを取る大幅な差をつけることができれば、そのままランでもスピードを落とすことなく、優勝争いに絡むパフォーマンスに期待がかかる。

Victor Del Corral Morales(ビクター・デルコーラルモラレス)スペイン

デュアスロン世界戦3位入賞やオフロードトライアスロン大会での優勝する等マルチな才能を持ち、去年IM世界選手権後に開催されたIM ArizonaIM Floridaにて、2週間で2度優勝を重ねた。今年は、出場レースで優勝することを逃してきたものの、今回初参戦となる灼熱のハワイで、去年のアイアンマンディスタンス優勝の際と同様のパフォーマンスを見せ、どのようなレース展開を見せてくれるかが大きな注目だ。

Paul Mathews(ポール・マシューズ)オーストラリア

2012年にハワイ世界選手権へ出場したことがあるが、バイクまで順調に18位で上がってきたが、DNFでリタイヤしてしまった悔しい経験が残る。そこで、長年トレーニングパートナーとして付き添ってきた2012年にIM世界王者のCraig Alexanderを、去年からコーチに迎えた後、3月のIronman Melbourneで2位に入賞し、そのポテンシャルを大きく発揮し始めた。アメリカ国内のノンドラフティングレースやIM70.3レースでは、常に優勝やトップ争いに絡む展開で、特に先頭パックで泳げる力とそのままリードを取れる力強いバイクに加えて、今年のIM世界選手権では、Alexander仕込みのランニングを見せてくれれば、優勝圏内へ近づく可能性を秘めている。

Nils Frommfold(ニルズ・フロムフォールド)ドイツ

先月のIM70.3世界選手権では4位に入賞し、今年最も注目度の高い選手である。シーズン初めのIM南アフリカで優勝を果たした後、IM70.3 LuxenbourgChallenge Rothにて2位入賞をし、その存在力を示し実力を一気な発揮し始めてきた。元々競争の激しいITUドイツ代表国内チームの中で、オリンピック出場を目指していたが、その夢がかなわず、ロンドン終了時のタイミングで、ロングディスタンスへ挑戦した。アイアンマンディスタンス初戦として迎えた2012年のIM Arizonaでは初優勝を果たし、アイアンマンレースでの新しいキャリアを開拓し始めた。彼の強みであるバイクは、他の強豪バイカーと並ぶ力を持っており、ITU上がりのスピーディーで力強いランがあれば、今年の世界選手権では、かなり危険な選手となるだろう。

Michael Weiss(マイケル・バイス)オーストリア

MTBバイカーとして北京五輪出場し、2011年Xterra世界王者のタイトルの経歴持っている。だが、MTB現役時代のドーピング疑惑を拒否し訴え続けてきたが、長引く駆け引きに諦め、2年間の出場停止を受け取った。そして、その沈黙を破り、今年ようやく念願のIM世界選手権出場で復活を果たす。昨年の復活レースであったIM Cozmelでの優勝から拍車をかけ、IM Melbourneアジアパシフィック地区選手権での4位入賞を果たした。MTB上がりの協力なバイクを武器として、2年間分のトレーニングでさらに成長した姿を見せられれば、苦手のスイムの遅れをどれだけ克服し、バイクでトップ集団に追いつけるかが優勝の鍵となるだろう。

南半球勢

この他にも、今年初出場を果たす期待のオーストラリア代表組も注目だ。IM Cairnsで2位入賞し、ランを得意とするTim Van Berkel(ティム・バンバーケル)や2013年IM70.3世界4位に入賞し、今年の70.3レースでも優勝を重ねているTim Reed(ティム・リード)の動向にも注目だ。アメリカのコロラドをベースにトレーニングを重ねているJoe Gambles(ジョー・ギャンブルス)とRichie Cunningham(リッチー・カニンガム)も、IM70.3レースのスペシャリストとして、今回久しぶりにIM世界選手権への出場を決め、アイアンマンディスタンスでどういう展開を見せるかが注目だ。出場を予定していたITU世界王者のタイトルを持つPeter Robertson(ピーター・ロバートソン)は、残念ながら2週間前のバイク練習でクラッシュしてしまい、鎖骨骨折で出場を辞退してしまった。

欧州勢

ITUでは目立った成績が残せずにいたスロベニア代表David Plese(デイビット・プリース)が、ロングディスタンスデビュー後、ヨーロッパ国内Ironmanレースでトップ争いに絡む成績を見せ、今年ポイントをうまく稼ぎランキング入りしハワイへ初出場を果たす。昨年の世界選手権でリタイヤしてから、腰の怪我からの回復後も、今年いまいち調子の悪い2010年IM世界2位のドイツ代表Andreas Raelert(アンドレアズ・ラエラート)が、ランキングのロールダウンで出場権を得るが、1ヶ月前のIM北アメリカ地区選手権での不調なパフォーマンスから短い期間で、しっかりトレーニングを重ねることができているかが上位入賞の分かれ目になる。

そして、今年はフランス代表の選手達にかなりの勢いがある。IM西オーストラリアにて優勝したJeremy Jurkiewicz(ジェレミー・ジャーキウィッツ)に加え、UPlace-BMCプロサイクリングチーム所属のRomain Guillaume(ロメイン・ギローム)は、タフなバイクコースで知られる Ironman Lanzaroteで優勝するタフさを持っている。そして、先月のITUロングディスタンス世界選手権で、フランス代表勢が表彰台を独占した中の一人で3位に入賞し、IM UKで優勝したCyril Viennotも、去年のハワイ12位入賞した経験があるので大きな期待がかかる。

今年のIMメルボルン優勝し、去年の世界戦リタイヤからのリベンジを果たしたかったルクセンブルグ代表Dirk Bockel(ダーク・ボッケル)は、不運にも怪我に悩まされてしまい今年の世界選手権出場をギリギリで欠場を決めてしまった。

南アフリカ勢

去年のIM世界4位という結果も持つJames Cunnama(ジェイムス・カナマ)は、、不運にも9月のIM70.3世界選手権では、バイクパートでの落車でリタイヤを余儀なくされてしまい、体にダメージが残る結果となり、今年のIM世界選手権でのパフォーマンスにどう響くかが疑問視されるが、元Team TBBの選手としてかなり実力のある選手なので要注意選手となるだろう。去年までは、エイジグループの選手としてIM世界選手権へ出場しエイジ世界王者で総合16位に入賞した後プロへ転向したKyle Buckingham(カイル・バッキンガム)は、今年のプロフィールドでも、IM南アフリカ2位入賞し、プロ1年目でIM Lake Placidで優勝し、今回のIM世界選手権でのパフォーマンスとそのポテンシャルに大きく期待がかかる。

 

プロ女子

Mirinda Carfrae(ミリンダ・カーフレイ)オーストラリア

IM世界王者として2度の優勝経験があり、絶対王者としてシーズン最終目標であるこのハワイの地での優勝と2連覇を狙う。去年は、バイクの遅れから、得意の高速ランで次々と先頭を走る選手を抜かし、プロ男女と合わせてランラップ3位に入る実力で2時間50分38秒のタイムを出し、総合タイムでも8時間52分14秒で、世界選手権での4xIM世界王者であったChrissie Wellingtonを事実上超えた記録を生み出した。今シーズンは、IM Floridaで23位ながらも世界選手権の出場権を得た後、IM70.3 BrazilChallenge Rothでも優勝を重ね、順調にレースとトレーニングの日々を過ごしてきた。このフィールド中では、このランスピードに敵う選手はいないことで、スイムとバイクでうまく上位に食い込み、以前に補給食を落したことやメカトラブル等の問題を避けられれば、去年同様のスタイルで2連覇も確実だろう。

Leanda Cave(リアンダ・ケーブ)イギリス

2012年にIM70.3世界とIM世界選手権で優勝し、歴代初のダブル世界王者として君臨していた。だが、昨年のIMIM70.3の世界選手権では、シーズンを通して怪我に悩まされたことで、両方レース共12位という結果に終わり、IM世界でのフィニッシュラインでは大きな悔しさと涙を流す姿を見せた。今年からは、多くの女子世界王者を排出してきたSiri Lindleyの元を離れ、新しくO’DonnellTollkason等トップ選手をコーチしているCliff English(クリフ・イングリッシュ)を迎え、1からの出発を始めた。今シーズンのレースへ出場は、IM70.3 Boulder2位とIM70.3 Miami6位あまり目立ったパフォーマンスを見せることなかったが、IM世界選手権の出場権利を得るために参戦したIM Swedenにて、復活を見せる様な優勝を果たした。今回、去年の怪我の影響で体力的にもトップパフォーマンスまで戻せているのかが不安な所だが、3種目ともに弱点の少ない選手の一人なので、一番重要視されるバイクで差を広げて、最後のランで粘れば、今年こそは優勝圏内を狙えるかが注目だ。

Meredith Kessler(メレディス・ケスラー)アメリカ

2010年位トップエイジからプロへ上がった後も、その3種目共パフォーマンスの安定感をなくすことなく、毎シーズン力強い結果を残してきた選手だ。これまで、New ZealandCanadaCoeur D’Alene等の各地のアイアンマンレースで優勝と常にトップ3入りを重ね、IM70.3 St.George北アメリカ地区選手権のハードなコースで優勝を果たした経歴を持っている。今年は、IM70.3レース3勝を掲げ、9月に開催されたIM70.3世界選手権では、バイクでの遅れをランで取り戻し4位に入賞し、怪我のないヘルシーなシーズンを順調に送っている。今年のIM70.3 Boulderでは、高速バイカーのJulie Dibens(ジュリー・ディベンズ)と対決し、彼女に付いていく強靭な脚力もあるので、バイクフィニッシュ時の上位で上がれば、そのままさらに強化したランで優勝を確実に狙えるだろう。

Liz Blatchford(リズ・ブラッチフォード)オーストラリア

ITU界での活躍とオリンピック出場に向けて、イギリス国内チームで頑張っていたが、2012年ロンドン五輪を含める過去3度の選出から外れたことをきっかけに、米国内ノンドラフティングレースやIM70.3レース出場し、ロングディスタンス界でも、その名を徐々に広げていった。2013年の初アイアンマンデビューとなったIM Cairnsでは、ランでのデットヒートの末に、初優勝を掲げ、その勢いを保ったまま初出場となったIM世界選手権では、3位入賞という快挙を果たした。今シーズンも同様のレースプランで、IM  Cairnsにてタイトル防衛を果たし、3つのIM70.3レースでトップ3入りという結果だった。昨年の世界選手権では、ドラフティングのペナルティーで4分の大きなロスをしてしまったことが響くものの、3位という良い結果を出したが、今年の世界選手権では、昨年得たレースでの経験を元に、先頭争いに絡む展開の中でも見逃せない選手の一人となる。

Rachel Joyce(レイチェル・ジョイス)イギリス

エイジからプロに転向した後、これまでのIM世界選手権での成績は、2009年6位、2010年5位、2011年4位、2013年2位と入賞を果たし、過去の上位入賞で絶対的な力を証明してきている。今シーズンは、去年の12月に開催されたIM Cozmelで優勝し世界選手権の切符を切った後、IM70.3 Boulderで2位、Challenge Rothで2位入賞を重ね、その実力を衰えさせることなく、今年の世界選手権まで順調に準備をしてきている様だ。昨年の世界選手権のレースでは、得意のスイムからバイク終了時まで、好位置でランスタートし、20キロ地点くらいまで先頭でリードを取っていたが、後ろから追いかけてくるCarfraeに抜かされ、2位の位置を維持しフィニッシュした。今年のレースも、去年と同様の展開が起こりかねないプロ女子フィールドなので、現在コーチに6xIM世界王者のDave Scottの指導とアドバイスを元に、しっかり最後に強化させたランスピードを見せることができれば、かならず今年こそは優勝できるだろう。

Caroline Steffen(キャロライン・シュテフェン)スイス

これまでのアイアンマンレース人生では、常に世界選手権では、優勝に一番近い存在だったものの、ギリギリの所でタイトルを逃してしまうことが多かった。長年所属していたTeam TBBプロトライアスロンチームから、Chrissie Wellingtonを2007年のIM世界選手権優勝に導いたヘッドコーチであるBrett Suttonが脱退したことによって、チームが分裂してしまう危機に直面する渦中の中で、今度こそは優勝を狙っていた2013年のIM世界選手権で5位という結果に終わり、再度悔しさが残るレースとなった。これを期に、2001年にアイアンマンデビュー後5年以上かけ、2007年にようやく優勝を果たした経験のある2xIM世界王者のChris McCormack(クリス・マッコーマック)を、新しいコーチとして今年から迎えた。現在同じ様な境遇を過ごすアスリートとしてお互いモチベーションを高めたことで、先月開催されたIM70.3 Sunshine Coastでは、1時間18分台で相当強化したランを見せてくれたので、今年こそはランで潰れることなく、諦めずに優勝に突き進んでほしい。

Daniela Ryf(ダニエラ・リフ)スイス

このフィールドの中で、ダークホースのあだ名が一番似合う、ITUレース出身でロンドン五輪出場経験のある一番危険な選手だろう。2013年シーズンは、IM70.3レースへ参戦するものの大きな結果を出すことはなかったが、今年に入ってから6月のIM70.3 Switzerlandで優勝を果たし、7月に地元スイスで開催された5150ヨーロッパ地区選手権で優勝した1日後に、アイアンマンレースデビュー戦となるIM Switzerlandに初出場し、2位との大幅な差を開いたまま余裕の初優勝を決めたことで、さらに勢いに火をつけた。その2週間後には、ドイツで開催されたIM70.3ヨーロッパ地区選手権でも、コースレコードと共に余裕の優勝を飾り、そのポテンシャルを大きく証明した。今年の始めまでは、アイアンマンレースへ参戦することを拒否していいたが、現在コーチでBrett Suttonの量をこなすレースとトレーニングスケジュールのアドバイスの元、8月には2度目のアイアンマンディスタンスとなるIM Copenhagenに挑戦し、ここでも優勝を重ね彼女の独壇場となった。そこから、メインレースの一つとなるIM70.3世界では、サドルが緩む中バイクで凄まじい脚力を見せ、後ろの選手に先頭を譲ることなく、そのまま初の世界タイトルを獲得した。現在も相当の練習量をこなすものの、大きな怪我にさらされることなく、今年のIM世界選手権では、ルーキーとして初出場で初優勝の可能性を大きく秘めた要注意選手となる。

Corrine Abraham(コリン・エイブラハム)イギリス

昨年のIM Melbourneアジアパシフィッック地区選手権へ出場した際、注目度が薄い中で、3種目とも力強いパフォーマンスを見せ、新しいコースレコードと共に、多くの強豪が集まる中、アイアンマンディスタンス初優勝を飾った。同郷のイギリス出身である4xIM世界王者のChrissie Wellingtonの様なパフォーマンスを彷彿させるレース展開を見せ、次世代のWellingtonが登場かと騒がれる程、去年のIM世界選手権での優勝候補として大きな期待を集めていた。だが、レース数ヶ月前にハードなトレーニングを重ねた原因で仙骨を骨折し、その年の世界選手権初出場を見送った。今シーズンからは、新しく結成されたUPlace-BMCプロトライアスロンチームの一員として、復帰レースのIM Lanzaroteで3位入賞した後、IM Frankfurtヨーロッパ地区選手権で優勝し、ヨーロッパ地区タイトル獲得で完全復活を見せた。現在37歳という年齢もあり、年間レース数を少なめに、なるべく体のリカバリー中心のトレーニングを送りながら、今年の初出場となるIM世界選手権では、プロとしてのハワイ挑戦の行方がとても気になる所だ。

Mary Beth Ellis(メリー・ベスエリス)アメリカ

2008年にIM70.3世界選手権へデビューした際に、2位入賞した後も、翌年の同じ大会で再度2位を獲得し、ロングディスタンスへの適応性を感じ始めた後、2011年のIM Austiraでアイアンマンレースで世界で3番前に速いコースレコードで優勝から、ロングディスタンスでのキャリアを急速に積んでいった。2012年から2013年シーズンを通して、IM New YorkCozumelFranceMont Tremblant北アメリカ地区選手権の4つのアイアンマンレースで優勝を重ね、IM世界選手権でも最高で5位入賞の経歴を作ってきた。しかし、去年の世界選手権1ヶ月前に、バイクで落車してしまい鎖骨を折ってしまう怪我で、出場が危ぶまれたが、短期間の間にその痛みとリハビリを乗り越え、スタートラインに立ちバイクまで良い位置でレースを展開するものの、ランスタートはせずにリタイヤという結果で終わってしまった。今シーズンは、唯一IM Melbourneのアジアパシフィック地区選手権で2位入賞した後は、静かにシーズンを送り目標であるIM世界選手権への優勝に向けてトレーニングを重ねてきているので、3種目共安定感のある走りを見せてくれれば、優勝圏内の争いに絡むことも可能だろう。

Jodie Swallow(ジョディー・スワロウ)イギリス

アテネ五輪出場を重ねたITUレースから離れた後、2009年のITUロングコース世界王者に輝いた勢いで、2010年にはIM70.3世界選手権で優勝し、アイアンマンディスタンスでも順調にステップアップしていくかと思われた。だが、その後アイアンマンレースへ出場するものの、怪我の影響でランが走れずにリタイヤや優勝を逃すことが続いたシーズンを送っていた。2013年に入ってからは徐々に調子を戻し、IM Swedenで優勝し、IMヨーロッパ地区選手権2位入賞で、メインレースのIM世界選手権でも期待のかかる選手として注目されたが、DNFという結果でリタイヤを余儀なくされた。そして、Team TBB事件で脱退した後に、今年から名コーチであるSiri Lindleyの元でトレーニングを重ねたことで、今年最も勢いを付け始め、IM70.3St.Georgeで先頭でのデットヒートの末2位入賞、IM70.3世界選手権ではバイクとラン共に大幅に強化させ2位入賞としう快挙を果たした。常にプロ男子に対等する得意のスイムで、今年も1位通過した後に、強化させたバイクとランのパフォーマンスを、熱い中でどれだけ耐えられるかが優勝へ近づく鍵となるだろう。

Heather Wurtele(ヘザー・ワーテリ)カナダ

これまでIM St. George2勝、Lake PlacidCoeur d’Alene3勝等、アイアンマンレースで多くの優勝を重ねてきたものの、世界選手権での優勝に届くパフォーマンスができずに悩ましい時期が続いていた。今シーズンは、IM70.3レースを主に連戦し、3度優勝を掲げた後に、先月のIM70.3世界選手権では、ランでの素晴らしい追いかけを見せ3位で表彰台に上がるパフォーマンスを見せた。苦手のスイムをカバーできるバイクの速さで、最後のランでも、IM70.3世界戦で見せた走りをしてくれれば、初のトップ5入りか、それ以上の良い結果をもたらせてくれるだろう。

Natascha Badmann(ナターシャ・バドマン)スイス

6度のIM世界選手権優勝経歴を持つ、47歳のベテランアスリートとして、今年も現役プロ選手でハワイへの切符を得た。20年以上アイアンマンのフィールドで活躍を見せ、2012年IM南アフリカでの最年長アイアンマン王者としての記録を保持しながらも、毎年コンスタントにレースへ出場し、今も衰えることないパフォーマンスを見せてきた。2012年IM世界選手権では、トップ5に届かなかったが、6位入賞で多くの選手に大きな驚きを与えた。今シーズンもその強さを維持し、IM Switzerlandで2位、IM Frankfurtで6位と上位入賞で、自慢のバイクで若い選手を、次々と抜かすパフォーマンスをいまだに見せている。今年も苦手となっているスイムで、先頭と大幅な差をつけられずに、自慢のバイクで最速ラップタイムを出してくれれば、上位入賞へ返り咲くことができるだろう。

Linsey Corbin(リンジー・コービン)アメリカ

これまでIM世界選手権で、2008年5位、2012年8位、2013年10位と3度入賞し、アメリカ代表勢で優勝への期待がかかる選手の一人だ。今シーズンは、いままで以上の力をつけ、IM Los Cabosで優勝後に、IM Austriaでも総合タイム8時間42分でコースレコードを更新し、アメリカ代表勢の中でも最速タイムを弾き出した。その際のバイクラップ4時間47分とランラップ2時間56分で、確実に実力を上げてきているので、今年のIM世界選手権では、どれだけ先頭争いに絡めるかが、いままで以上の成績を残すのに重要な展開となるだろう。

Michelle Vesterby(ミシェル・ベスタルビー)デンマーク

現在勢いのある選手が続々と登場している北欧勢のトップアスリートの一人であり、去年のIM世界8位入賞を見せ、年々力をつけてきている。2011年のIM Arizonaでのロングディスタンスデビューで5位入賞を飾ってから、翌年のIM Lanzaroteで優勝を果たし、その存在感を示し始めてきた。デビュー当初から同郷のITUスターで引退したRasmus Henningのコーチングの元に2012年に世界選手権へ初出場を果たした後も、再度出場した2013年IM Arizonaにて3位入賞し、バイクコースレコード4時間42分で更新した。過去2年の世界選手権では、うまく得意のバイクを見せつけることができなかったので、今年こそはバイクで脚力を見せてから、ランでどういう展開を見せられるかが注目な所だ。

米国代表勢

今回アメリカ代表勢がプロ女子全体の3分の一を占め、母国に世界タイトルを久しぶりにもたらすために出場を果たす。今回の選手層でトップスイマーの一人であるドクターAmanda Stevensは、先頭集団のスイムをリードしたまま、Siri LIndleyのコーチングを受けて、苦手とするバイクやランでも上位をキープできるパフォーマンスを見せられれば、初のトップ10入りの目標を果たせるだろう。そして、去年のIM世界6位に入賞したCaitlin Snow(ケイトリン・スノウ)も、得意のランで2時間51分台の自己記録を持っているので、去年よりもスイムとバイクで上位に上がれば、優勝の可能性も見えてくる。

今年最も熱いアスリートの一人であるAmber Ferreira(アンバー・フェレイラ)が、7月のIM Lake Placidでの優勝の勢いに乗って、スノーシューズレースで世界2位に輝いた脚力を持ち、今年初出場を果たすハワイでどんなパフォーマンスを見せてくれるかが注目だ。

 

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