2014 IRONMAN世界選手権 JULY QUALIFIERS LIST

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後2ヶ月を残し、10月11日にアメリカ・ハワイ島コナで開催される2014 Ironman Hawaii世界選手権にて、早期出場を決めたプロ選手のスタートリストが発表された。2013年8月開催されたIronman Japanを皮切りに、7月27日までのIronmanIronman 70.3レースで稼いだポイントが累計され、コナプロランキング(KPR)内上位、プロ男子40名、プロ女子28名が、7月時点の出場決定者として、優先的に出場権の獲得を決めることができる。

プロ男子

今回突然出場の意を示したのが、去年のIM世界選手権にて、アイアンマンディスタンスから引退すると表明したオーストラリア代表Craig Alexander(クレイグ・アレキサンダー)だ。実際今年のIMメルボルンを、最後のアイアンマンレースとして完走し、悔しくも優勝を逃したことが、逆に世界選手権出場への拍車をかけ、世界王者のみに与えられる5年間優先出場権を行使して、今年再度ハワイのフィールドへ戻ってくる。そして、同じく40歳オーバーのベテランニュージーランド代表Cameron Brown(キャメロン・ブラウン)も、ハワイへのカムバックを悩んでいたが、Ironman Cairnsでのコースレコード優勝で、参戦することを決定した。

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Alexanderだけではなく、もちろん現世界王者であるベルギー代表Fredrik Van Lierde(フレドリック・バンリエルデ)やIM70.3世界戦2連覇中のドイツ代表Sebastian Kienle(セバスチャン・キーンリ)、2012年IM世界王者であるオーストラリア代表Pete Jacobs(ピート・ジェイコブス)も、世界王者優先出場権を使って、早期出場意思を決めている。

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去年の2013年IM世界選手権でトップ10フィニッシュ入りを果たし、出場決定した選手達は、次の通りだ。2位で高速サイクリストのオーストラリア代表Luke McKenzie(ルーク・マッケンジー)、4位の元TeamTBBのルーキーだった南アフリカ代表James Cunnama(ジェイムス・カナマ)、5位には久しぶりのアメリカ人優勝の期待がかかるアメリカ代表Timothy O’Donnell(ティモシー・オドネル)、6位に3度オリンピアンであるスペイン代表Ivan Rana(イバン・ラニャ)、7位はロンドン五輪バミューダ代表Tyler Butterfield(タイラー・バターフィールド)、8位は常にランナーアップで上がってくるベルギー代表Bart Aernouts(バート・アーナッツ)、10位に2005年世界王者ドイツ代表Faris Al-Sultan(ファリス・アルサルタン)というラインナップで、ほとんどのトップ上位選手がカムバックする。

昨年は、怪我の影響で、最速スイマーとしての実力を見せることなく、DNSで終わってしまったアメリカ代表Andy Potts(アンディー・ポッツ)も、しっかりとポイントを稼ぎ、優勝を重ね出場を決めている。ドーピング疑惑を否定する中で、2年間の出場停止を余儀なくされてしまった後、IM Cozmelで優勝をする等、着々と1からポイントを稼いできた、元MTBオリンピアンであるオーストリア代表Michael Weiss(マイケル・ヴァイス)も3年ぶりにハワイの地へ帰ってくる。

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注目の最速サイクリスト対決として、去年トップバイクラップを取りバイクコースレコード更新の期待がかかるアメリカ代表Andrew Starykowicz(アンドリュー・スタリコウィッズ)や、2012年最速バイクラップで10分以上の大幅な差を開いた実力のあるベルギー代表Marino Vanhoenacker(マリノ・バンホナッカー)が、怪我を乗り越え1年ぶりに復帰する。

他にも、ITU出身で、北京五輪の際、バイクで逃げのリードを見せたルクセンブルグ代表Dirk Bockel(ダーク・ボッケル)とベルギー代表Axel Zeebroek(アクセル・ジーブローク)の2人に加え、イタリア代表Daniel Fontana(ダニエル・フォンタナ)、エストニア代表Marco Albert(マルコ・アルバート)、チェコ代表Filip Ospaly(フィリップ・オスパリー)、北京五輪銅メダリストのニュージラーンド代表Bevan Docherty(ビバン・ドカティー)だ。そして、今回初出場となる北京五輪金メダリストのドイツ代表Jan Frodeno(ヤン・フロデノ)を含む、多くの北京オリンピック出場経験あるゴールデンメンバーが揃った。

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新人初出場選手としては、去年のIM世界エイジ1位で、今年からプロへ転向し、Ironman Lake Placidの初優勝で、早々にプロカテゴリーでの出場を決めた南アフリカ代表Kyle Buckingham(カイル・バッキンガム)や、オーストラリア国内の70.3レース等で優勝を重ね、IM70.3Japanにて2位に入賞したこともあるオーストラリア代表Tim Van Berkel(ティム・バンバーケル)に、ヨーロッパ圏での70.3レースで頻繁に上位へ入り、今年のIronman 70.3Ironmanスイスで、優勝し勢いがついているドイツ代表Boris Stein(ボリス・ステイン)が注目の新人選手となるだろう。

プロ女子

去年優勝したスーパーランナーであるオーストラリア代表Mirinda Carfrae(ミリンダ・カーフレイ)が、現世界王者として、優先出場権を行使して出場を決めた。そして、今年ハワイ初出場を決める、2xIM70.3世界王者であるオーストラリア代表Melissa Hauschildt(メリッサ・ハウスチルド)が、IMオーストラリアでの優勝を期に、世界王者の優先出場権で、出場を決意し、Carfraeとのラン対決を挑戦する時が来た。現在、7月末のリスト発表で外れてしまっている世界王者である2012年IM世界王者であるイギリス代表Leanda Cave(リアンダ・ケイブ)は、今週末開催のIronman Swedenへ参戦するため、その結果しだいで、8月中に世界選手権へ出場するか決めるため、7月時点では見送っている。

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去年トップ5に入賞した選手達も、この7月時点で出場を決定している。今年からコーチとして元IM世界王者であるChris McCormack(クリス・マコーマック)を迎えてシーズンを過ごしてきた、スイス代表Caroline Steffen(キャロライン・シュテフェン)も、ハワイの地で再度優勝を目指す。毎回トップ5入りを果たし、去年は世界2位になったイギリス代表Rachael Joyce(レイチェル・ジョイス)や、今年多くのIronmanレースで優勝を重ね、ノリに乗っているアメリカ代表Meredith Kessler(メレディス・ケスラー)も参戦することを決定している。初出場で世界3位に輝いたイギリス代表Liz Blatchford(リズ・ブラッチフォード)も、今年のIronman Cairnsで優勝した勢いを見せ、優勝を狙ってくる。そして、世界4位になった元デュアスロン世界王者でもあるベテランのオランダ代表Yvonne Van Vlerken(イボン・バンブラーケン)も、去年以上の成績を目指して戻ってくる。

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去年大きな期待をされたものの、怪我の影響で、世界選手権への出場を断念したイギリス代表Corinne Abraham(コリン・エイブラハム)が、次世代Chrissie Wellington(クリッシー・ウェリングトン)と呼ばれる程の生まれ持ったポテンシャルを見せるために、ようやく初出場を決める。同様に、ハワイ1ヶ月前にバイクでの落車で、鎖骨を骨折したにも関わらず、短期間のリハビリを得て、世界選手権への出場を決めたものの、ランスタートでリタイヤをしてしまったアメリカ代表Mary Beth Ellis(メリー・ベスエリス)も、今回は100%のコンディションで出場を目指す。そして、途中まで優勝争いに入ったものの、途中でリタイヤしてしまった、カナダ代表のホープであるHeather Wurtele(ヘザー・ワーテリー)や2010年IM70.3世界王者のイギリス代表Jodie Swallow(ジョディー・スワロー)も、今年はレベルアップした姿で、上位圏内を狙う。

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6度もIM世界王者に輝いたことのある、いまも生きる伝説として、影響を与え続ける47歳ベテランのスイス代表Natascha Badmann(ナターシャ・バドマン)も、年齢に逆らパフォーマンスを見せるシーズンを送り、再度出場権を獲た。現在、子持ちながらも、家庭とプロ生活を両立し、世界選手権への出場を決めたのが、去年世界9位のニュージーランド代表Gina Crawford(ジナ・クローフォード)と、世界13位のアメリカ代表Jessie Donavan(ジェシー・ドナバン)だ。

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世界王者であるCarfraeHauschildtに負けないランスピードを見せられるのが、去年2時間58分のランナーアップで6位入賞したアメリカ代表Caitlin Snow(ケイトリン・スノウ)や、同じくアメリカ代表Kelly Williamson(ケリー・ウィリアムソン)が、1時間15分のハーフマラソンを走れる実力を持ち、1年ぶりに再度世界選手権へ戻ってくる。

最終スタートリスト決定日

8月24日付けIronmanブランドレースを最後に、すぐさまランキングのポイントを累計し、残りのプロ男子10名とプロ女子7名の出場者が決定する。現在ランキング外にいるプロ男子注目選手としては、今週末のIronman Mont-Tremblantでの優勝が最低条件で、出場権を獲たいドイツ代表Andreas Raelert(アンドレズ・ラエラート)や、Ironman Australiaにて、Peter Reid(ピーター・リード)が優勝した以来、カナダ代表勢のIM優勝をもたらした期待の若手のElliot Holtham(エリオット・ホルサム)に注目だ。

プロ女子カテゴリーでは、2012年の世界王者であるイギリス代表Leanda Cave(リアンダ・ケイブ)や、ロンドン五輪オリンピアンであり、Ironmanスイスにて初出場で初優勝をしたスイス代表Daniela Ryf(ダニエラ・リフ)、去年70.3レースで多くの優勝を果たしたものの、ドーピングでの出場停止等の過去をもつオーストリア代表Lisa Huetthaler(リサ・フーサラー)辺りが、8月の最終出場権を獲得する可能性が大きい所だ。

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