Starykowiczのハイドレーションレッスン

ironmanperformdrinkpic

先週末開催された、Ironman Hawaii世界選手権では、次世代に相応しい、新しい選手達が、多く出場した。その中でも、一目を置かれていたのが、去年のIronman Floridaにて、Ironmanバイクコースレコード4時間4分で新記録を更新した、アメリカ代表Andrew Starykowicz(アンドリュー・スタリコウィッズ)だ。今回も、ハワイ世界選手権のバイクコースレコード更新に、大きな期待がかかっていた。

当日のレースでは、スイムでトップ集団で上がり、バイク前半戦の勢いは、凄まじく、2分半も、1人で引き離すハイパフォーマンスを見せた。だが、折り返しを過ぎたあたりから、そのスピードが落ち、後方の選手2人に追いつかれてしまう。そこで、その時に、彼に何が起こったのか。その真相の一つとして、Starykowicz自身のブログに、その原因究明し、独自に仮定した内容を書いてあったので紹介したい。

Shared and Cited From AndrewStarykowicz.comAndrewStarykowicz.comからの引用)

PoorperformanceAndrewStarykowiczBlogPic

All summer I have trained with the following products: Ironman Perform powder, Gu Roctane, Gatorade, and Gu Brew. Never did my straw change colors that look like this one after using the fluids at Ironman last week.

「夏の間は、Ironman Perform粉末ドリンク、GU Roctaneジェル、ゲーターレード、GU Brew粉末ドリンクの商品を使ってトレーニングを重ねてきた。先週末のアイアンマンで、水分を取った後、この様にストローが変色することは、今まで一度もなかった。」

This caused me to put a call in to a chemist at a hydration company and shared my pic. Their first question was, “Did anybody else have the same issues the with the Perform that day?”

「この出来事によって、ハイドレーション会社の化学者に連絡し、上の写真を共有した。彼らの最初の質問は、こうだった。レース当日に、このPerformのボトルドリンクを使用して、同じ問題が起きた選手は、他にいるのか?」

This lead me to ask around to some that also raced last weekend and I found everybody I talked to had major issues with it causing nausea, vomiting and other GI issues.

「この回答を得るために、先週末レースに出場した、何人かの選手に聞き回った所、そこで話した全員から、吐き気や嘔吐、そして、内蔵に異常が出たという、大きな問題を抱えていた。」

When the conversation resumed the chemist said that there are a few possibilities which caused these problems. The problem may include one of the following:

再度、化学者との会話を進めた所、この問題に繋がる、いくつかの可能性が存在すると語った。その問題は、下記の一つへ当てはまるだろう。

1.) The sugar in the drink was not the same sugar used in the powder (that I trained with over the summer). They state that this is very likely, but if the drink was made properly it should taste the same and one’s body should react the same whether it is powder, concentrate or premixed beverage. This is why the companies spend millions on testing products of different formulations.

1:ボトルドリンクに使用されている糖類は、粉末状(夏の間トレーニングで使用していた)で売られている物と、同じ種類の糖類ではない。これは、最もあり得ることだと、彼らは言ったが、もし適正にドリンクが作られているのなら、濃縮や混合されているドリンク、または粉末状だろうと、味は変わらず、人間の体にも同じ様な反応を、起こすべきだ。

2.) The drinks came from a bad batch. This is highly unlikely since the problems were so widespread with multiple athlestes taking bottles from different aid stations.

2:一群れのドリンクに、欠点があったのか。何人ものアスリート達は、それぞれのエイドステーションで取ったPerformドリンクから、この問題が広がっていることから、その一群のドリンクだけに、欠点があったとはいえない。

3.) The sugars that were used were a low grade sugar. This would explain getting sick but not the staining of the straw.

3:ドリンクに使われていた糖類は、グレードの低い糖類だった。こうなると気分が悪くなったことの説明になるが、ストローに色が付いたことの説明にはならない。

4.) The product was skunked, not expired, but skunked. If the product was left out in the hot sun and repeatedly heated up to a high temperature and cooled that complex sugars will start to decompose and their molecular compound will change. This may have been the reason that the Yellow dye stained your straw and whey everybody got sick.

4:ドリンク自体、匂いがキツく、賞味期限も過ぎていないが、臭い匂いがした。もし、このドリンクが、灼熱の太陽の下で、取り残され、高温まで温められ続け、冷やされるのを繰り返すと、複合多糖が、分解され始め、分子化合物に変化が出る。この理由で、ストローが黄色く変色し、他のアスリートの気分が、悪くなったことの理由にも繋がる。

Sharing knowledge, good bad or indifferent, and knowledge is power…

良くも、悪くも、どうでもよくても、この知識は力だ。。。

Andrew

アンドリュー

Starykowiczonthebike2013IMKona

実際、このハワイ世界選手権のエイドステーションで提供される食品として、GU商品のジェルやグミ、ミネラルウォーター、Bonk Breakerエナジー固形バー、そして、問題のIronman Performボトルドリンク(オレンジマンゴー味)が、主に支給されている。このStarykowicz自身も、そのエイドステーションで提供される商品を想定した補給方法で、トレーニングから万全の準備をして来た。

当日彼が、愛用していたのは、Torhansのフロントエアロドリンクシステムで、必要な分だけ、エイドステーションで受け取ったドリンクを、そのまま補充口から、注ぎ足しし、ストローで吸うタイプを使用していた。彼がいままで、練習で使用してきた粉末状Ironman Performドリンクやゲーターレードを使用した際は、一度も起こらなかった問題が、いざレース当日に、エイドで貰ったIronman Performのボトルドリンクを補充したことによって、レース後に、色々と問題が明らかになった。

今年のハワイのレースを、幅広く見てみると、プロ選手でも、ルクセンブルグ代表Dirk Bockelやデンマーク代表Michelle Vesterby等もレース後に、吐き気や内蔵の不調を訴える等語っており、その理由で、リタイヤする選手もいた。これらの問題が、Ironman Performドリンクから来ているというという理由で、その保存方法が悪かったのか、それともこのドリンクに含まれている成分から来たものなのかは、事実上明らかになってない。

特にロングのレース時に、バイクやランで、大量の補給食を所持するよりか、エイドステーションで、支給されるドリンクやエナジージェル等を頼りにするのも、身軽で楽になる考えがあると思う。そして、エイドで出される補給食で、全く問題なくレースをこなせる選手もいれば、それを体が受けつけない場合も、それぞれ体の吸収能力の個人差によって変わってくる。だが、いままで、一度も補給したことない補給食や、不慣れなドリンクを、レースウィークに、初めて使用するのは、大きなリスクも伴うことも十分あることを、この事例から学べる。一番このリスクを下げるためには、常にトレーニングで使用している、慣れた補給食やドリンク、そして食事も、レース前日や当日に、しっかり取ることが、リラックスしたハイパフォーマンスに繋がる重要素になってくると思う。

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