What’s Hot in 2013 “Specialized Sitero サドル”

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2年前のIronman Hawaii世界選手権にて、トライアスロンバイクSpecialized Shivを大々的に発表し、そのエンジニア力と機能性を重視し、トライアスロンマーケットに大きな波をもたらしたSpecializedが、噂をされていたタイムトライアル/トライアスロンに特化したサドルSitero:Sit & Aero(シテロ)を、先日のIronman Melbourneでのエキスポを皮切りに、その詳細を発表した。

去年からSpecializedライダーである2011年IM70.3世界王者のオーストラリア代表Melissa Hauschildt(メリッサ・ハウスチルド)が、このサドルを3月のAbu Dhabi Triathlonレースでも使用しており、オフシーズン中には、デモサドルに試乗し開発の手助けをしていたようだ。1年半前から製作が開始され、手作りからデモサドルを作り、ライダーにテストさせる中で試行錯誤し、最終的にこのSiteroのデザインが開発された。完全なるトライアスロンサドルを開発を元に研究され、ロードで使用するサドルとしての概念を捨て、すべてはエアロポジションを取るためのサドルとして、股関節部分の動きや骨の形を考慮し、その成形とデザインに仕上がった。

SpecializedSiteroHauschildt

現在サドルマーケットで、人気を持つISM AdamoCobb V-Flow Plusのサドル上の血流を良くするために開発され、不快感の少ないサドルが流行である。だが、Specializedが提示する、独自に持つバイクフィットシステムBG Fitからの科学的な根拠を元に、開発されたニューサドルSiteroは、サドルに乗っている時に、80%の血流の良さをうたっており、スタイリッシュなデザインだけではなく、従来のトライアスロンサドルに比べても、さらなるアグレッシブなポジションを取る場合も、サドル部分に不快感の少ないコンフォート重視のサドルだと述べている。下記の図の様に、サドル上にかかるプレシャーも、他のサドルに比べて、負荷が少ない結果が出ている。*上図:スタンダードなトライアスロン用サドル(Fizik Arione Tri2)、中央図:人気のある前空きサドル(ISM Adamo)、下図:Specialized Sitero

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従来のサドルは、エアロポジション(前乗り)を取ることで、長時間乗っている際に、自然と尻が前に滑ってきてしまうことが多く位置が安定しない場合が多かったが、このSiteroは、先端に近い位置で座るのではなく、中央に座ることを重点に置き、体を安定させ、前後に動いてしまうブレを最小限に抑えるためにデザインされている。

SpecializedSiteroSitZone

特にトライアスロンバイクの場合、前乗りが前提となることが多く、サドルと股関節部の圧迫感を軽減させる為に、浅い溝ができており、後方に向かって幅広になっているサドルの全長が24cmであることで、前後の調整幅もしっかり出せる様に設計され、後方に向かってスムーズに幅を広げることによって、しっかりと腰の無駄なブレや動き軽減し、安定感を出すための成形をしている。specializedSitero

サドル先端の部分もスリムに、幅が狭くなっており、ペダリング時のしっかりとした脚のクリアランスを得られる様に、先端に向かってできるだけ狭い幅で作られていることから、特に先端が幅広なISM Adamoでの脚の内側のあたりやこすれが気になるライダーにとっては、好まれるサドル形成だろう。

SpecializedSiteroBackWithCage

大きな特徴として、2つのアクセサリーが付いてくる。まずは、取り外し可能なボトルケージホルダーだろう。ロングディスタンス等で、最も補給が必要な場合は、専用の台座を差し込み、ボルトで3点を固定することで、簡単に装着が可能。付けた後も、ボトルケージだけの交換も容易にでき、Selle Italiaのボトルケージ付きサドルの用な、すべてが一体化ではないので、自分の好みのボトルケージを装着でき、そのままサドル後方に差し込むだけだ。そして、そのボトルケージオプションが必要でない場合は、専用のカバーをそのまま装着するだけで済む。

重量もSitero Proの場合、ケージホルダーなしで211グラムと他のサドルブランドに比べてもとても軽いイメージであり、ボトルケージホルダーをつけてもその重量は、294グラム程しかならない。

Sitero Pro(カーボンレール)$225(ブラックカラーのみ)、Sitero Expert(チタンレール)$175(ブラックとホワイトのカラー)の2種類で4月中旬頃から米国では発売予定。

現在、多くのプロトライアスリートを始め使用され、チャンピオンサドルとして名の高いISM Adamoの先っぽが2つに割れたタイプのサドルが、今年一番人気を浴びている中で、今回このSpecialized Siteroが発表されたことで、今年のIronman Hawaiiでもサドル使用率へどの様に影響し変化していくかや、実際このサドルがどうユーザーに対しての好感を得れるかが注目となっていくだろう。

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