2012 Ironman 70.3 Texas ハイライト

北アメリカ地区選手権大会として、2012 Ironman 70.3 Texasが、去年の1回目大会に劣らずに、大規模な大会として今年も開催に関して成功を収めた。すでに、Lance Armstrong現象で、メディアが揺れている中、世界各国から強力なプロ選手達が、ここでの北アメリカ地区タイトルを取るためにこのフィールドに続々と登場した。

プロ男子

このフィールドにて飛び抜けてスイムが速いと選手はいない中、常にある程度のパックをなして、スイム展開が始まった。レースのインタビューにて、病気のためベストなパフォーマンスが難しいと思われたドイツ代表のMichael Raelertだったが、スイムトップの23:17というタイムでフィニッシュし、後続に、アメリカ代表Timothy O’Donnell、元ITUアスリートでフランス代表Stephane Poulat、ベルギー代表Axel Zeebroek等次々にスイムフィニッシュをし、15秒遅れで優勝候補のMarino Vanhonackerと期待のLance Armstrong、1分遅れでRonnie Schildknecht、そして、注目の新人ドイツ代表Sebastian Kienleに関しては、3分もの差を開きトランジションへ向かった。

トップとさほど離れていなかったこともあり、Lance Armstrongの激走がバイクパート前半から始まかと思い一度は、先頭に踊りでたが、すぐにバイクトップを一緒にいく、Michael RaelertStephane PoulatMarino VanhonackerTimothy O’Donnellの背後を行く形も取っていた。他の選手達は、Lance Armstrongの動きを待つかのように、ペースをキープしていたが、丁度折り返し手前の所で、先頭に飛び出し、引き離しにかかった。今回のコースは、行きが向かい風で、帰りが追い風のためこのタイミングをはかっていたかのように見えた。この後すぐに、優勝候補の70.3世界王者Michael Raeletが、パンクをしてしまい、スペアタイアを持ち合わせていないため、大きなタイムロスをしてしまった。

この場で、3分の差を狭めようと、後ろからドイツ代表Sebastian Kienleが、誰よりも強いバイクの力を見せ、次々とトップ選手達を抜かし、先頭を追いかける展開も始まっていた。Lance Armstrongがトップを行きある程度の差を開き始め、その後を追いかけるように、Stephane Poulatが続き、Timothy O’DonnellMarino Vanhonakerが離されずに差をキープする走りを見せていた。

最初に、トランジションに戻って来たのが、予想通りLance Armstronがバイクタイム2:05:10でフィニッシュし、その19秒後に、Stephane Poulat、そして、トップとの3分差を縮めたSebastian Kienleが、最速バイクラップの2:03:43で、3位で通過しランの追い上げを見せる面白い展開が始まった。

まず、トランジションが遅い、ランをスタートをしたLance Armstrongが、飛び出したが、Stephane Poulatに、すぐに抜かされてしまう。その後、バイクで強さを見せたSebastian Kienleが、得意のランでも速いペースで追い上げ、5キロ地点で、トップに躍り出た。このまま、Sebastian Kienleがペースをキープし、独走勝ちだと思われた。後ろから追いかけるTimothy O’Donnellも徐々に差を詰めて行き、ArmstrongPoulatを抜かし、後は、トップを行くKienleを攻める展開に持って行った。

パンクでタイムをロスした、Michael Raelertは、初版キロ3分ペースでごぼう抜きを始めたが、すぐに、調子の悪さが出てしまいペースを落としてしまう。その他、Marino Vanhonackerもバイクで力を使い過ぎてしまい本調子のランを見せられずにいた。

このまま、後続の選手達の入れ替わりが激しい中で、一人Sebastian Kienleが、独走を続けていたが、ラスト3キロを残す所で、Timothy O’Donnellが、追いつき並走しながら、仕掛け合いが始まった。最初に、Kienleが、仕掛け50メートル程離れたが、すぐにO’Donnellが追いついた。再度、Kienleが仕掛けるも、O’Donnellは、すぐ後ろに付き離れずに、最後残り1キロの所で、O’Donnellが、スプリントをしかけ、Kienleを引き離し始めた。

この決断が成功し、そのままのペースで、ゴールテープまでかけ走り、2週間前のIronman 70.3 San Juan大会に続き、2レース連続の優勝を果たし、アメリカ代表Timothy O’Donnellが、このアメリカ地区選手権のタイトルを勝ち取った。その23秒後に、Sebastian Kienleが、力を使い果たし倒れ込むように2位でフィニッシュした。3位には、今回ランタイムトップで、スイス代表Ronnie Schildknechtが、ランナーアップで入賞を果たした。4位に、バイクパートでのパンクや風邪で本調子が出なかったドイツ代表Michael Raelert、そして、Stephane Poulatが、5位でフィニッシュした。

1.Timothy O’Donnell

00:23:20 02:07:48 01:14:10 03:47:40

2.Sebastian Kienle

00:26:10 02:03:43 01:15:29 03:48:03

3.Ronnie Schildknecht

00:24:33 02:08:08 01:13:27 03:48:49

4.Michael Raelert

00:23:17 02:09:26 01:14:54 03:50:08

5.Stephane Poulat

00:23:20 02:05:52 01:20:30 03:52:35

 

プロ女子

数人の速いスイマーを抱えて、スイムスタートし、25分台で、優勝候補のアメリカ代表Kelly Williamsonを含み、アメリカ代表Amy Marsh、ドイツ代表Nina Kraft等の有力選手達を含め、速いペースでスイムフィニッシュした。この後2分後に、ハワイトップ10入賞する実力を持つオランダ代表Yvonne Van Vlerkenとランを得意とするアメリカ代表Catlin Snowが、トップを追いかける展開になった。

すでに、この時点で、Kelly Williamsonが、トップ集団にて好位置にいることで、バイクパートさえ、うまく乗りこなせば優勝は確実だと思われた。今年は、バイクに力を入れてトレーニングしてきたこともあり、Kelly Williamsonがトップで、折り返し地点を最初に通過し、その後に、Amy Marshと27歳の若手であるドイツ代表Anja Beranekが続いた。

トランジションに先に入ってきたのは、ドイツ代表のAnja Beranekが一位通過し、その後すぐに、アメリカ代表Amy Marsh、そしてスイムフィニッシュ時に3分以上の差があったオランダ代表Yvonne Van Vlerkenがバイクの強さをみせ、3位でバイクフィニッシュした。そして、4位通過といういいポジションでアメリカ代表のKelly Williamsonがランスタートし激的な追い上げと高速ランが開始した。

トップとKelly Williamsonとの差は、1分37秒程しかなく、最初の3キロ程で、トップに踊りだし、高いケイデンスと力強いランで、逆に2位との差を広げていった。ここで独走体制に入り、2位との差は離れていく程で、途中周回を走る男子プロやLance Armstrongを抜きさるくらい速いペースでランを走っていった。

最終的に、アメリカ代表テキサス出身のKelly Williamsonが、ランで逃げ切り、Ironman 70.3 San Juanに続き、2連勝でアメリカ地区大会タイトルを、勝ち取った。2位には、バイクで強さを見せたオランダ代表のYvonne Van Vlerkenが入賞し、3位に、アメリカ代表のAmy Marshが入賞し、ベテランの強さを見せた。

1.Kelly Williamson

00:25:46 02:26:52 01:18:04 04:13:27

2.Yvonne Van Vlerken

00:28:34 02:23:09 01:23:49 04:18:47

3.Amy Marsh

00:25:51 02:24:44 01:26:10 04:20:16

4.Caitlin Snow

00:27:10 02:30:36 01:21:10 04:22:03

5.Margaret Shapiro

00:27:10 02:26:56 01:28:18 04:25:27

 

ハイライト動画:

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