2012 Ironman 70.3 San Juanプレビュー

去年までは、北アメリカの大会一発目として開催されてきた2012 Ironman 70.3 San Juan大会が、メキシコに近いカリブ海周辺に位置している、プエルトリコ国内の観光地としても名の知られている場所で行われる。

今年もオフシーズン明けの多数のアメリカ出身や在住のトップトライアスリート達が、優勝とポイントを狙いに参戦する。

プロ男子

去年のディフェンディング王者で、2011年シーズンは、アイアンマンディスタンス初参加したIronman Texasにて2位、2010年Ironman 70.3 アジア・パシフィック選手権王者である、海軍出身で、生粋のアメリカ代表Timothy O’Donnell(ティモシー・オドネル)が優勝候補として上げられるだろう。2011年は、Ironman Texasにて初のアイアンマン出場に関わらず2位でフィニッシュし、初のハワイ世界選手権出場を果たしたが、シーズン後半くらいから、ずっと悩まされ続けてきた、グルテン過敏性が原因で、ハワイは途中リタイアし、その後すぐに出場した2011 Ironman Arizonaでもリタイアが続いた。だが、今年は食事方法を変え、オーストラリアで彼女のMilinda CarfraeやBennett夫妻等とのベーストレーニングを重ね、オフシーズン明けに準備を整えてきた。オリンピックディスタンス出身ということから、総合的にスピードを兼ね備えており、海軍上がりのスイム力と力のあるバイクに加え、得意のランで優勝まで駆け走るであろう。

すでに、1ヶ月前このSan Juanにてトレーニングを始め、この場の気候に適応してきている、元デュアスロン世界王者で、イギリス代表のPaul Amey(ポール・エイメイ)も注目の的だ。長年のベテランであり、多数のレースで接戦を繰り広げる中の独りの選手である。特に、ここでのトレーニングにて、ある程度のレースコースの状態を知っているので、その知識を生かし、デュアスロン上がりの速さとランの強さを地上で見せてくれるだろうと思う。

3度のアイアンマン・ブラジルの王者で、あの2011年Ironman 70.3 Panamaにて、Lance Armstrongよりも速いバイクタイムを出した、アルゼンチン代表Oscar Galindez(オスカー・ガリンデズ)も外せない存在だ。南アメリカで、トップ選手として牽引し続け、数々のレースで優勝を重ねて来たベテラン選手の一人でもある。元々シドニーオリンピック出場経験もあり、スピードを兼ね備え、バイクについては異常な速さを持っているので、優勝もあり得ないことはない。

去年のIronman Cozmelにて劇的な優勝を上げ、ベテランとして毎年ハワイに出続けているアメリカ代表Michael Lovato(マイケル・ラバート)も今回の優勝を狙う危険な存在だ。妻のAmanda Lovatoと夫婦でプロトライアスリート人生を送っており、トライアスリート夫婦陣の中では有名な選手でもある。年を取るごとにスイムタイムが落ちてきているのが弱点だが、特にバイクを強みに持っている点と追い上げる力のあるランを武器に今回他の選手を後ろからプレシャーとかける存在になるだろう。

この他にも、2011年シーズンの70.3レースにて2度優勝を重ねて来たウクライナ代表Maxim Kriat(マキシム・クライアット)や常にトップ選手として上げられ元デュアスロン世界王者で、オーストラリア代表のLeon Griffin(レオン・グリフィン)、そして、年々注目を浴び始め続けているIronman Korea優勝者でハンガリー代表Balazs Csoke(ベレッズ・ソーク)も外せない選手達である。

 

プロ女子

ここでの一番の優勝候補に上げられるのは、今年始めのIronman 70.3 Panamaにて劇的なランタイムを出し、2位まで追い上げた、去年のSan Juan王者、アメリカ代表Kelly Williamson(ケリー・ウィリアムソン)が注目だ。あのランが強いとされるプロ女子のMilinda CarfraeMellisa Rollisonと同じくらいの速さを持ち、1時間20分のランタイムは余裕で切ってくるだろう。今回、スイムとバイクで前方との差を十分に縮めることができるなら、ランでの追い上げで優勝は確実となるだろう。

アメリカのトライアスロンマガジンの表紙も飾り、美貌も兼ね持つ、これからの期待の新人でもある、カナダ代表のMagali Tisseyre(マゲーリ・ティセーリ)も出場。今年始めのIronman 70.3 Panamaへの出場は辞退したが、Team Sirius所属で、有名トップ選手をコーチしているSiri LIndseyのバックアップに、今回のSan Juanでのレースにて、70.3世界選手権ラスベガスへのポイントを稼ぎに、バランスの良い攻め方で、最後強みのランで優勝を狙う。

元々エイジグルーパーが上り詰めてきた、若手ながら数々のアイアンマンレースで優勝し、2011年Ironman 70.3世界選手権では、3位に入賞する等、毎年力を上げてきている、アメリカ出身モンタナガールのLindsay Corbin(リンジー・コービン)も優勝を狙う。新しく今年からTrekスポンサーに迎えられ、最新のRetulバイクフィットで、最高のバイクポジションを生み出しことから、更なるバイクでの速さを見せつけてくれるだろう。バイクだけではなく、得意のランで粘り強いペースを出し、元々持っている実力を見せつけてくれる。

予想

男子に関しては、スイムを得意とするTimothy ODnnellが上位で上がってき、バイクからランまで一貫した強さを見せ優勝するという、2011年の70.3アジアチャンピオンシップで見せたシナリオ通りに行くことが理想だが、70.3で優勝を飾ってきているウクライナ出身のMaxim Kriat選手も唯一あの2度70.3世界王者であるMichael Raelertを破った1人として優勝の可能性を秘めている。

女子は、ラン勝負に持ち越されると思うので、ここで強さを見せるKelly Williamsonがとても注目で有利な展開になる可能性があり、アイアンマンのレースで活躍してきているLIndsay Corbinの動きにも大変期待がかかる。そして、この2人に刺激をいれてくれる若手の1人としてMagali Tisseyreが陰から優勝を狙う存在となるだろう。

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